論座 2007年6月号

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論座 2007年6月号

定価:780円(税込)
発売日:2007年5月1日
  2007年6月号 

在庫なし


日本国憲法/終わらぬ従軍慰安婦問題

特集 日本国憲法 施行60年のいま

『敗戦後論』から10年

戦後から遠く離れて

──わたしの憲法「選び直し」の論

●加藤典洋 文芸評論家


対談

加藤周一 評論家
   ×
樋口陽一 憲法研究者

私たちはまだ、自由を手にしていない──言葉の混乱と鈍感に抗して


ラオコオンとトロヤの木馬

日本の議会政治には軍事的権力体系を取り込み、国民の〈自由〉を確保できるだけの力量があるのだろうか。

●石川健治 東京大学教授

いまなぜ「従軍慰安婦」なのか

米下院議員マイケル・ホンダ氏に聞く

●聞き手=徳留絹枝 ジャーナリスト

「日本の謝罪は正式なものとは言えません」


米国のサインを読み違えるな

──「大人」の外交への試金石

●渡部恒雄 戦略国際問題研究所(CSIS)非常勤研究員


資料編

慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話/元「慰安婦」の方々に対する内閣総理大臣の手紙/参議院予算委員会での答弁/米下院に提出された、従軍慰安婦問題について日本政府に謝罪を求める決議案(抄訳)

続「『丸山眞男』をひっぱたきたい」

けっきょく、「自己責任」ですか

●赤木智弘 フリーター


左派は「若者」を見誤っていないか

●後藤和智 東北大学大学院生

特集 ネット社会はどこへ向かう

「匿名言論は卑怯」か

フラット化する世界における、真の危険性とは

●佐々木俊尚 ジャーナリスト


加藤紘一 衆議院議員

自己の確立がない社会でネットが支配的になってしまったら面白くない


映像ビジネスの革命と仮想世界が生み出す第2経済

●小林雅一 ジャーナリスト、KDDI総研リサーチフェロー


Web2・0の提唱者

ティム・オライリー氏インタビュー

集合知を機能させる仕組みは、我々が民主主義社会を運営するものと同じだ

特集 私流 本の整理法
●安藤哲也 往来堂書店元店長、楽天ブックス前店長

マイ書棚がバチッと世界に繋がった瞬間を味わいたくて、本棚に手を入れるのだ。


●鹿島 茂 フランス文学者

いずれ日本は無文字国家。「倒産」して断筆するか、海外の古城で“晴読雨読”か。


●紀田順一郎 評論家

地方の書庫に3万冊、自宅も満パイでは敗北宣言をするしかない。


●辰巳 渚 文筆家、消費行動研究家

より多く読むためにこそ、本は軽やかに捨て、自分のなかを通過させる。


●津島佑子 作家

離婚するときの妻のように意地悪く、処分する本が決まるのを胸に秘める。


●豊崎由美 ライター

喜んでこの本の流刑地に留め置かれる所存なのでございます。


●永江 朗 フリーライター

読んでいない本を売るのは、本を公共化する行為だ(と思うことにする)。


●夏目房之介 漫画家、評論家

本が溢れるたびに、広い部屋に引っ越すという恐ろしい循環が…。


●三浦雅士 文芸評論家

本の魅力の多くは、分類を拒むことにある。整理など不可能なのだ。


●南 伸坊 イラストレーター

思いきって、思いっきり処分するのが整理のコツと思うけれども思うようには…。


●山根貞男 映画評論家

残りの時間を考えれば、ビデオはもう増やせないとわかっちゃいるけど…。

対談

“最適化”する社会のなかで

コンピューター将棋対局から見えてくるもの

羽生善治 将棋棋士
   ×
茂木健一郎 脳科学者

●司会・構成=古田 靖 フリーライター

安倍政権の執政中枢は、なぜ機能しないのか

●野中尚人 学習院大学教授

官邸主導時代の政府広報のあり方 

英・ブレア政権との比較・検討から

●鈴木賢一 元英国労働党研修生

短期集中連載

民主党白書

野党第一党の夢と壁

3、瀬戸際の戦術

●塩田 潮 ノンフィクション作家

大学院は出たけれど─

夢を追い続ける「高学歴就職難民」2万人

●濱中淳子 リクルート ワークス研究所研究員

シリーズ

中国UPDATE 2 梁家傑

2007年香港特別行政区行政長官候補、香港立法会議員、法廷弁護士

「北京の指導者が、民主選挙で生まれた政府から何かを学ぼうとするのなら、香港は最良の選択肢です」

●聞き手=ふるまいよしこ フリーランスライター


ドキュメント

ホームレスのイメージを超えて(下)

路上から路上へさしのべられる手

●香月真理子 フリーランスライター

FOREIGN AFFAIRS

エタノール燃料は本当に人と地球に優しいのか

●C・フォード・ランゲ、ベンジャミン・セナウアー


ロシアの帝国的野心を封じ込めよ

●ユリア・ティモシェンコ


石油シーレーンの安全確保と海軍力

●デニス・ブレア、ケネス・リーバーサル


●CFRディベート

パキスタンは国境地帯の安定確保に手を尽くしているのか

●ビル・ロッジョ、キャシー・ギャノン

キーパーソンが語る◎証言90年代

第21回 菅 直人(1)

「社会党では都市住民の抱える問題を解決できないと考えた」

聞き手/五百旗頭真(防衛大学校長)、伊藤元重(東京大学教授)、薬師寺克行(本誌編集長)


中吊り倶楽部

宮崎哲弥&川端幹人の週刊誌時評

(19) 新左翼は加護ちゃんを擁護せよ!?


新連載

妖花 女優 竹久千恵子

●香取俊介 脚本家、ノンフィクション作家

読書空間

“生涯現役編集者”松本昌次が語る

わたしの戦後出版史

――その側面

(15)「人類生活者・溝上泰子」の生涯を賭けた闘い

聞き手 鷲尾賢也(元講談社)/上野明雄(小学館クリエイティブ代表取締役社長)


  • 『マニュファクチャリング・コンセント』Ⅰ・II ノーム・チョムスキー、エドワード・S・ハーマン
    評=山本武利
  • 『新左翼の遺産』大嶽秀夫
    評=宮崎 学
  • 『大空襲と原爆は本当に必要だったのか』A・C・グレイリング
    評=保阪正康
  • 『フィクションと証言の間で』寺尾隆吉
    評=廣瀬 純
  • 『ある島の可能性』ミシェル・ウエルベック
    評=野崎 歓
  • 『ミカドの外交儀礼』中山和芳
    評=高橋 紘
  • 『オリエント急行の時代』平井 正
    評=沼野充義
  • 『東京番外地』森 達也
    評=山下敦弘
  • 『郊外の社会学』若林幹夫
    評=玉野和志
  • 『のぞき学原論』三浦俊彦
    評=海野 弘
  • 『生きさせろ!』雨宮処凛
    評=安原宏美

新連載

新・文庫主義 加藤陽子

『わが異端の昭和史』石堂清倫


この人を見よ!(14)

梅 佳代

写真家


本から時代を読む

(15)フリーター問題●毛利嘉孝


本の虫日記(15)

小林章夫 

上智大学教授 エッセイスト


出版魂(15)ミシマ社

巻頭コラム 潮流07

  • 田中明彦(東京大学教授)
    いつ作った?
    東アジア青少年大交流計画
  • 吉崎達彦(双日総合研究所副所長)
    良い魚市場の条件
  • 森 千香子(南山大学講師)
    若者の「政治的無関心」は
    時代の空気の反映だ

好評連載中

価格往来 

(14) 2200万円 文=小田嶋 隆

襲名披露興行ご祝儀の一部として


現代用語クロニクル 

(3)洗練されない言葉

文=長沖竜二


SEA風土記 

(3)「おいしい刺し身」を科学する

文=延東 真


万物環流 

(18)支笏湖

文=小野寺 浩


勝見洋一が食べる

(18)「GALALI」


挑発するシネマ

(18)SF黙示録の大傑作!

文=藤崎 康


グラビア

凶区/エロチカ 写真・森山大道

文=赤坂英人


最新!J科学

(27)着脱式リンパ節

写真・文=藤吉隆雄


本棚拝見(56)

五味太郎(絵本作家)


温泉の街

(21)湯田

写真・文=染谷 學


GALLERY RONZA

絵=茂利勝彦


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