学校でも家庭でも、日本は道徳をきちんと教えていない――。「よりよく生きる」ということに必要不可欠なのが「道徳」であると、常日頃考えている著者が、自ら中学校に赴き、道徳の授業を行う。教育勅語の批判から、儒教や仏教、夏目漱石や宮沢賢治の小説、そしてすべての生きとし生けるものを題材に、道徳とは何かをやさしい言葉で説いてゆく。『梅原猛の授業』シリーズ文庫化第2弾。
★のネット書店は、在庫のない場合や取扱いのない場合があります。