論座 2008年6月号

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論座 2008年6月号

定価:780円(税込)
発売日:2008年5月1日
  2008年6月号 

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特集 映画「靖国」騒動への疑問

特集 映画「靖国」騒動への疑問
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対談

暴走する「善意」とジャーナリズムの危機

森 達也 映画監督、作家
斎藤貴男 ジャーナリスト

ちょっとでも危ない匂いを感じたら、すぐふたをするような感じがあります

●吉川正文 映画「靖国 YASUKUNI」配給宣伝担当


映画「靖国 YASUKUNI」をめぐる出来事

  • 会田 誠 美術家 ── 靖国がああなら、アーリントンだって
  • ECD ラッパー、小説家 ── 表現の自由以前に「生存権」が脅かされている
  • 上野千鶴子 社会学者 ── 「自主規制」という名のファシズム
  • 内田 樹 神戸女学院大学教授 ── 悲しみと恥の予感の中で
  • 呉 智英 評論家 ── 表現の自由の「強制力」とは まず良識を疑うことから始めよ
  • 小西克哉 国際ジャーナリスト ── 稲田議員らにお勉強してほしい、日米右翼の明晰さ
  • 是枝裕和 映画監督 ── メッセージは作品に付随するのではない。見た人の、内部にある。
  • 野中章弘 立教大学教授、アジアプレス・インターナショナル代表 ── 「権力と闘う」はいまや死語に近い
  • 長谷部恭男 東京大学教授 ── がっかりなさいましたか?
  • 山口文憲 エッセイスト ── 日本の国柄が守られていない
  • 吉岡 忍 作家 ── 映画も宗教も政治も、うるさいのは、私の趣味ではない
  • 鈴木邦男 一水会顧問 ── 映画を論じている僕らも実は、出演者の一人なのです。
特集 ねじれ国会 打開の糸口

インタビュー

出でよ、勇気ある憂国の士! 混迷国会に、野中広務元自民党幹事長が喝


ルポ

脳死国会

自民党は腰低く「お願い」「丁寧」「お譲り」「丸呑み」で行くしかない

●編集部


自民党型立法システムの崩壊

世界標準の議会の仕組みを導入しよう

●成田憲彦 駿河台大学長

民主党参院政審会長の

“与党”はつらいよ日記

●福山哲郎 民主党参議院議員

潮流08拡大版

中央銀行の役割とは何か

総裁人事をめぐる混迷を糧にするために

●飯田泰之 駒澤大学経済学部准教授

防衛省・自衛隊改革 ここが変!

座談会

「軍」をマネジメントする

この組織に何が足りないのか、何が必要か

宝珠山 昇

(財)国策研究会理事 元防衛施設庁長官

古庄幸一

NTTデータ特別参与 元海上幕僚長・海将

半田 滋

東京新聞編集委員


「二つの安全」の両立を

日本的“文民統制”からの脱皮

●彦谷貴子 防衛大学校准教授

民主化は、一つの大きな流れです

作家・章詒和と中国

「国際利益および国益として、人権を考えるべきです」

●ケネス・ロス ヒューマン・ライツ・ウォッチ エグゼクティブ・ディレクター

エイミー・グッドマン氏に聞く
いま、なぜ独立メディアなのか

米報道番組「デモクラシー・ナウ!」が体現する草の根ジャーナリズムの精神

●水野孝昭 朝日新聞論説委員

新連載

報じられない世界のニュースを伝える

デモクラシー通信

(1)G8への課題

極貧国の債務救済にたかるハゲタカファンド

●文・構成=中野真紀子 デモクラシー・ナウ! ジャパン

大学の専門学校化と衰退する「知」

にありつけず苦悩する大学院生、「学問」を教えられず悩む講師、外部評価に忙殺される教授……。

●新 雅史 学習院大学非常勤講師

特集 笙野頼子

インタビュー

極私から大きく振り返って読む「だいにっほん」三部作

「文学の言葉、それは人間の肉体から発し、歴史を背負う。国家や市場経済に対抗する言語です」

●聞き手=白石嘉治 上智大学ほか非常勤講師


エッセー

三里塚、チベット、ネグリ、ドゥルーズ――虚構と想像とS・Y・U・J・M

●笙野頼子


闘う文/夢みる文

笙野頼子遊撃転戦史記

●清水良典 文芸評論家


ポリフォニックに読む

  • 「私」に歴史を導入して「私小説」形式はアクロバティックな変容を遂げた ●佐藤 泉 青山学院大学教授
  • そして笙野頼子は発見される――近代の限界に出現した〈アヴァン・ポップ〉の共振 ●長澤唯史 椙山女学園大学教授
  • 名前もない、来歴もない、原初の神々の反乱――「超える」という妄想への抗い ●安藤礼二 文芸批評家
  • 当惑のあと、訪れる。雑種性文学〈ニュー・ウィアード〉の最前線で ●マッシモ・スマレ 翻訳家、作家
  • ネオリベ発・「左畜」経由・管理テクノロジーへの対抗言語 笙野頼子vs.ロジスティック ●青木純一 文芸批評家
  • 無明世界に燃料投下! ブログ持ちのニュー評論家に紙の上からトラックバックしてみるテスト。 ●木村カナ アヴァンポップ文学者
  • コンテキストが完全に変わっても、それどころか変わったときに新しい意味が次々と 出てくるものは?――アメリカで読む笙野頼子 ●クリストファー・ボルトン ウィリアムズ大学助教授

作家と論争

●大西巨人 作家


書き下ろし小説

九条越え前夜と火星人少女遊廓の誕生

●笙野頼子

50年目の「吉野作造」

「個人の利益」こそデモクラシーの出発点

●松本三之介 東京大学名誉教授

小児に欲望する男たち

厳罰化は抑止力となり得るのか

●香月真理子 フリーランスライター

犯罪季評

ホラーハウス社会を読む

(9)性犯罪者を軸に活性化する〈権力〉の再編

●芹沢一也 京都造形芸術大学非常勤講師

吉坊が聞く芸の世界

[第6回ゲスト]喜味こいし 漫才師

「とにかく漫才は2人の対話だから、いかに自分らが 楽しみながら遊べるかということが肝心だね」

連載小説

「法廷に吹く風」

(3)親に先立つ孝行

●佐木隆三 作家

シリーズ

中国UPDATE 14 林清發

北京台資企業協会会長 北京捷安特京商貿有限公司董事長

●聞き手=ふるまいよしこ フリーランスライター

妖花 女優 竹久千恵子

第13回 自分で運命をつくっていく

●香取俊介 脚本家、ノンフィクション作家

FOREIGN AFFAIRS

アメリカの相対的衰退と無極秩序の到来

●リチャード・N・ハース


石油の富と呪縛

●マイケル・L・ロス


WTO加盟の政治改革効果を検証する

●ピーター・D・サザーランド


CFRディベート

アメリカは対中貿易強硬策をとるべきなのか?

●ロバート・E・スコット、ダニエル・J・アイケンソン


CFRインタビュー

戦争と経済

●ロバート・D・ホーマッツ

読書空間
  • 『鶴見俊輔書評集成』全3巻 
    評=加藤典洋
  • 『ポル・ポト』 フィリップ・ショート
    評=古田元夫
  • 『政治の約束』 ハンナ・アレント、ジェローム・コーン編
    評=川崎 修
  • 『財投改革の虚と実』 富田俊基
    評=小西砂千夫
  • 『アドルノ伝』シュテファン・ミュラー=ドーム
    『アドルノ』ローレンツ・イェーガー
    評=細見和之
  • 『ニートピア2010』中原昌也
    評=鈴木 泉
  • 『民主化の韓国政治』 木村 幹
    評=西野純也
  • 『農業再建』 生源寺眞一
    評=大野和興
  • 『崩壊ホームレス』 アレクサンダー・マスターズ
    評=大熊ワタル
  • 『歴史学と歴史教育の構図』 今野日出晴
    評=成田龍一

この人を見よ!(26)

五十嵐大介さん

漫画家


新連載

現代の古典(1)『増補 敗北の二十世紀』市村弘正

●龍澤 武


本から時代を読む(26)

新自由主義

●木下ちがや


本の虫日記(27)

安西水丸


出版魂(27)水声社

巻頭コラム 潮流08

  • 吉田 徹(北海道大学准教授)
    闘うデモクラシーの冒険
  • 林 香里(東京大学准教授)
    脱文脈化される情報、到来する
    言論の「自己責任」時代

好評連載中

価格往来 

(26) 約5兆円 文=小田嶋 隆

北京五輪の経済効果として


現代用語クロニクル 

(15)うざい? 結構!

文=長沖竜二


SEA風土記 

(15)水処理場に勝る干潟の効用

文=延東 真


万物環流 

(30)人と自然の博物館

文=小野寺 浩


勝見洋一が食べる

(30)華湘


築地マロン座

(4)文=中村千晶


グラビア

凶区/エロチカ 写真・森山大道

文=赤坂英人


最新!J科学

(39)発熱する植物

写真・文=藤吉隆雄


本棚拝見(68)

北川フラム(アートディレクター)


欲望の惑星(3)

写真・文=桃井和馬


GALLERY RONZA

絵=茂利勝彦


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