本書は、子どもたちが付属CD-ROMでののちゃんと一緒に勉強すると、自然と算数の原理が理解でき、学力をぐんぐん伸ばせるように工夫されています。また、単元毎に子どもたちがつまずき易いポイントを解説、保護者が少し手助けしてあげれば理解がいっそう早まります。一般的な市販問題集約5冊分のドリルも収載しており、テスト対策にも最適です。
算数はふつう日常の言葉を使わず算数の言葉(=式)を使いますから、どこかでつまずいてしまうと、そこから先は何をしているのか意味がわからなくなってしまい興味を失ってしまうことが多いものです。 |
©いしいひさいち |
●ベテランの先生の豊富な経験に裏打ちされたアドバイス
第1章では、筑波大学附属小学校で算数の指導に関わっていらっしゃる先生方に、算数を理解するためのポイント、そして家庭で子どもにどのように接すればよいのかについてうかがったインタビューをまとめました。
必要なことは、算数の問題を子どもに解説してあげることではありません。日々のくらしのなかで、生活と算数を結びつけて考えられるように子どもを誘導してあげることです。ぜひ先生のアドバイスを実践して、子どもの算数の世界が広がることを実感してください。
●付属CD-ROMと連動したQ&A
第2章では、付属CD-ROMで子どもが学習する内容についての説明をしています。単元によっては、算数を理解するためにポイントとなるQ&Aを掲載しました。子どもへの接し方にお悩みの方のお役に立てば幸いです。
付属CD-ROMの特徴
付属CD-ROMは、つまずき解消のための自習用教材です。
2.つまずきやすいところに配慮した説明 算数の基礎をデジタル教材ならではの動きを交えてわかりやすく説明しています。また、つまずきやすいポイントからは、つまずきを解消できるようにより丁寧な説明を簡単に参照できるようになっています。 3.「算数ドリル」・「たしかめテスト」で定着 「算数ドリル」は、多数の問題の中からランダムに選び出される5題1組のドリル問題に、コンピュータの画面上でつねに新鮮な気持ちで取り組むことができます。「たしかめテスト」は、CD-ROMに入っているPDFデータをプリントアウトして、鉛筆を手に持って問題を解く作業を実践できます。 4.ゲームで楽しみながら算数の感覚を養う 2つ搭載されているゲームは、筑波大学附属小学校の先生方の監修により制作された、楽しみながら算数を学習できる教材です。 | |||
目次
監修のことば | 3 たし算とひき算 |
本書の特徴 | 4 わり算 |
付属CD-ROMの特徴 | 5 あまりのあるわり算 |
6 かさ | |
第1章 家庭での算数 | 7 1けたをかけるかけ算 |
「第1章 家庭での算数」を | 8 2けた×2けたの計算 |
お読みいただく前に | 9 ぼうグラフ |
I 式と計算 | 10 どんな式かな? |
II 量と測定 | 11 大きな数 |
III 図形 | 12 重さ |
IV 数量 | 13 はこの形 |
ゲームについて | |
第2章 親子で考える | 算数教室の使い方 |
1 かけ算のきまり | ドリルとゲームの使い方 |
2 時こくと時間 | たしかめテストの活用法 |