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女のシックスエレメント
PROFILE
1986年兵庫県生まれ。雑誌『セブンティーン』にて約3年間モデルを務め、今年5月『間宮兄弟』にて映画デビュー。9月に公開された『ワイルドスピード3/TOKYOドリフト』にてハリウッドデビューを果たしたことで話題に。ほかに『水に棲む花』や『チェリーパイ』(アップリンクXほかにて公開中)、『Heat Island』(2007年初夏公開)に出演。今後の活躍が楽しみな若き女優のひとり。
インタビュー、構成=若山あや
写真=太田隆生
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北川景子さん
Keiko Kitagawa 女優
1st element 美
アメリカ暮らしで学んだこと
ハリウッド映画『ワイルドスピード×3TOKYO DRIFT』への出演をきっかけに、今年の2月から2カ月間の短期留学が実現したアメリカ。アメリカ人の友達とのつきあい方や文化から学んだのは、まわりに流されずに自分自身のスピリットを持つこと。やりたいと思うことを堂々とすればいいし、着たい服を着ればいい。めざすべき何かにストイックに向き合っている人は、一見、とっつきにくそうですけれど、それはがんばっている美しい姿でもあると思うんです。
2nd element 職
お父さんとお母さんとの約束
私はこれまでピアノ、水泳、習字と、たくさんのお稽古ごとをさせてもらいました。でも両親や大人に用意されたものじゃなくて、自分で決めた何かをやりたい……。そう悶々としていたところにスカウトされたのが18歳のとき。それは神様が私の背中を押してくれたタイミングだったのでしょう。芸能界入りに反対し続けていた両親も、「1年間やってみてダメだったらすぐにあきらめること。大学の学業を優先してきちんと卒業すること」を条件に最終的には許してくれたんです。仕事と学業の両立にくじけそうになるたび、両親との約束を思い出して自分を奮い立たせています。
3rd element 住
作家読みはけっこうありますよ
ひとり暮らしをはじめてもう3年目。あらゆる家事を効率よくこなせるようになりました。“私の時間”を過ごすうえで欠かせないのが音楽、それに読書。本屋さんでカバーや帯をながめて選んで、気に入ったらその作家さんの全作品を読破しちゃいます。たとえば重松清さん、恩田陸さん、三浦綾子さんなどなど……。パウロ・コエーリョの『アルケミスト―夢を旅した少年』は英文で読んだのですが、最近いちばんおもしろかった。本とファッションの洋雑誌、音楽があれば私は生きていけるんです(笑)。
4th element 遊
“二足のわらじ”の履きかえ方
友達とカフェで話し込んだり、ご飯を食べたり映画を観たり……。普段はごく普通の大学生。とはいえ、毎日たいていは仕事か授業のどちらかがある。だから一日を終えて自分の部屋に帰ったときが、いちばんホッとできるんです。お風呂は苦手なんですけど、疲れを癒すために少しでも長く半身浴が続けられるようにと使いはじめたのがアロマオイル。ポットでたいたり、お湯に垂らしたり、アロマ効果のあるボディクリームを使ったり。香りで心を癒すことにハマっています。
5th element 知
大切なのは“ペイ・フォワード”
幼いころから両親に教わってきたのは「人にしてもらいたいことを人にしてあげなさい」ということ。“ペイ・フォワード”という言葉があるのですが、親切にしてもらったら、次は自分が別の誰かに親切を渡すという意味です。誰かのための行為に見返りを期待してはいけないし、気づかぬうちに自分も誰かに必ず助けられている。だからつねに感謝の気持ちを忘れてはいけない、と思っています。
6th element プラスα
“平等”って、何だろう?
映画『チェリーパイ』で、すごく好きだった人が突然死んでしまうという事実をなかなか受け入れられないキヨハラという役を演じました。私は小学校2年生のとき、阪神淡路大震災でたくさんの大切な人たちをいちどに失った経験があります。だからキヨハラの気持ちがとてもよくわかるんです。隣の席に座っていたあの子は死んでしまったのに、私は生きている。“平等”って一体何だろう? って思ったとき、時間だけが誰にでもわけ隔てなく与えられたものなんだと考えるようになりました。だから私は後悔しないように時間を使っていきたいんです。
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