宮部みゆき『荒神』

荒神 宮部みゆき その怪物は、因縁をもつ二藩の交わるこの地に現れた 当代一の物語作家による最高のエンターテイメント
「荒神」の物語世界 「荒神」の舞台となるのは、江戸・元禄時代の陸奥の国(東北)。 その南方に位置する架空の二つの藩が登場します。
「荒神」の登場人物相関図
もう一つの”荒神”の世界

宮部みゆき(みやべ・みゆき)

1960年、東京都生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞(長編部門)、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、08年英訳版『ブレイブ・ストーリー』(『BRAVE STORY』)でThe Batchelder Awardを受賞した。他に『小暮写眞館』『ソロモンの偽証』『桜ほうさら』『泣き童子』『ペテロの葬列』など著作多数。

こうの史代

1968年、広島県生まれ。漫画家。95年『街角花だより』でデビュー。おもな著作に『日の鳥』、『ぼおるぺん古事記』(古事記出版大賞稗田阿礼賞受賞作)、『平凡倶楽部』、『この世界の片隅に』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作)、『さんさん録』、『夕凪の街 桜の国』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞新生賞受賞作)、『ぴっぴら帳』など。