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ビジネスパートナーとの衝突を解決するための英語

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ビジネスパートナーとの衝突を解決するための英語

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目的や方針が同じで、普段は円満な関係を維持できているビジネスパートナーとでも、時には意見の相違がもとで、隔たりが生まれたり、衝突してしまう場合があります。

ビジネスパートナーとの衝突を解決するための英語

衝突が起こりやすい分野: 価格設定、 支出とキャッシュフローの掌握、債務と入金の厳格な管理体制、利益幅の管理、人員の雇用管理、新製品/サービス、マーケティングツールやキャンペーンの選択、新しいシステムの導入、など

ずばり率直に意見を言うこともできますが、自分の論点や意見を述べる際にはできる限り丁寧に伝えたほうがいいでしょう。このような状況では、通常フォーマルな表現を用います。意見の相違によるインパクトを和らげるために、以下のような表現を自分の意見を言う前に使うとよいでしょう。

“You may be right but, in my opinion, a better approach would be to...”

“I’m not sure I totally agree with that, perhaps we could consider a compromise and...”

“I see your point of view, but I’m concerned that...”

“I strongly feel that the optimum solution would be to...”

“Perhaps the best course of action would be to...”

“Would you consider..?”

“What do you think about the proposal to..?”

“A different option could be to...”

“I suggest that we list the pros and cons of both proposals and compare them objectively.”

“Let’s try to remain objective about this...”

“Can you explain why you think we should do it like that?”

“Let’s look at things logically...”

“Do you have a gut instinct about this?”

衝突を回避するために提案されたメソッドで‘Interest-based Relational Approach’というものがあります。このメソッドに則って問題解決を図る場合は、以下に留意してください。

- 良好な関係を最優先に考える: 可能な限り相手に対して冷静に接し、互いに尊敬し合える関係を築く努力をする。プレッシャーがかかる中でも相手に対する礼儀を正し、建設的な姿勢で臨むよう最大限に努力する。
- 人と問題は分けて考える: 多くの場合おいて、相手は単に「気難しい」のではなくて、立場の対立がその要因となっているのです。問題とその人を切り離して考えることによって、仕事上の関係を損なうことなく本当の問題について議論することができます。
- 関心が示されているものに注意を向ける: 注意深く耳を傾けることで、なぜその人がその立場をとっているのかほぼ理解できるでしょう。
- まず聞いてそれから話す: 効果的な問題解決には、自分の立場を固持する前に、相手の意見がどいうったことで出てきたものなのかを理解する必要があります。
- 事実を並べる: 決定に影響を与えるような客観的で目に見える要素を認め、確立します。その上で、
- 選択肢を模索する: 第3の可能性や、それに連帯して着手することもできるという考えに対してオープンであること。

対立した状況をどのように切り抜けるかということについては、いくつものスタイルが示されています。Thomas & Kilman は、1970年代に5つのスタイルを認識しました: 競争、協力、妥協、適応、回避、です。あなたは自分がどのタイプだと思いますか?

意見の衝突について議論した上でも、両者にとって受け入れ可能な合意内容に行き着くことができない場合には、どのような対応が可能ですか?

例えば、客観性を持って選択肢を考慮できる第三者やコンサルタントに頼ることもできます。

衝突を回避し、パートナーシップを損なったり失うことを避けるためには他にどんな方法がありますか?