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英語でボスの一歩先を行く方法

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英語でボスの一歩先を行く方法

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上司があなたに話しかけています。単語の意味は全部分かるのですが言い回しの意味が分かりません。そのためあなたはパニックに陥り、話すことも出来ないまま立ちすくんでいます。こんなことが起こったことはありますか?次の短文を読んで、次回上司に対峙するときに備えましょう!

上司があなたに話しかけています。全ての単語は分かるのに言い回しの意味が全く分からないため体中に緊張が走ります。上司は期待をもってあなたを見て返事を待っていますが、あなたがただただ困惑しながら“Excuse me?”と言うのが精一杯。こんなことが起こったことはありませんか?オフィスにおけるビジネス・スラングや言い回しには当惑することが多いですが、次の短文を読んでよく使われる言い回しや、的確な答え方を学びましょう。

Please get me up to speed.

この言い回しは、プロジェクトの現状を説明するきっかけの語句です。基本的には“Please update me on what’s going on.”(今何が起こってるのかアップデートして下さい。)という意味です。話し手は何が起こっていたのか、また現在何が起こってるのかを知って理解を深めたいということなのです。例えば会議に少し遅れて入った人がこのようなことを言ったら、それまでに話されていたことをまとめて伝えたらよいでしょう。

Please keep me posted.

いえいえ、何かを郵送で送ってほしい、という意味ではありません。話し手はそのプロジェクトに関して定期的にあなたからのアップデートを知らせて欲しい、もちろん郵送ではなく、という意味なのです。方法としても直接会って伝えたり、もしくはEメールで伝えれば十分でしょう。それに答えて、もし相手が現在のプロジェクトの状況に関して知りたいのならば“Ok. I’ll keep you updated.”と伝えればよいでしょう。代わりに、例えばクライアントからの返答など、相手が何か特定の情報を欲しがっている場合には “Ok. I’ll let you know when we hear something.” と言うことが出来ますね。

Take it and run with it.

何かとてもよいアイデアを上司に話したところ、上司が“take it and run with it”と言いました。きっとあなたは‘Run where?’と思うことでしょう。あなたのアイデアがとても悪いので、そのアイデアと共に走り去って戻ってくるな、という意味ではありません。むしろ上司はそのアイデアはとてもよいと思っているのです。上司はあなたに対して、それに対して何か行動を起こして創造的に実行せよ、と思っており、そのアイデアをとてもほめていて、それを実行させるための自由を与えているのです。なので、返答としては"Thanks! I’m on it!"と言うことが出来るでしょう。

Can you get the ball rolling for us?

まずは回転しているボールを思い起こしてみましょう。そのボールは長い間いい感じでスムーズに回転してることでしょう。しかし、まず最初に誰かがそのボールを回すなり押すなりして回転を起こさなければなりません。上司はあなたにそれを望んでいるのです。つまりプロジェクトのスタートを望んでいるのです。もちろんそのプロジェクトを全部あなたに任せているのではなく、むしろあなたが最初の一歩を始めたらその後他の人があなたを手助けしても構わないのです。最適な返答としては"Sure. I’ll get started right away." と言うことが出来ますね。

Don稚 drop the ball on this one.

これもまた“the ball”に関する言い回しです。ボールをプロジェクトと見立てると、もしボールを落としたらそのプロジェクトでミスをしたりまたはプロジェクトの失敗を意味しますね。話し手はこのコメントを使って、基本的に“Don’t do anything wrong. Be very careful.”と言うことによりそのプロジェクトの重要性を強調しているのです。このとき“Don’t worry, I’ve got it under control.”"Don’t worry, you can count on me."と言って返答することが出来ます。