1980年代中盤、“ニューリーダー”と呼ばれた宮澤喜一と竹下登は、穏健保守でありながら、政策も組織の捉え方も対極的な政治家だった。そんな二人が首相となり、結局は自民党崩壊への端緒を作ってしまった皮肉を長年にわたる本人インタビューから浮かび上がらせる。田中角栄との確執、派閥政治などのほか、出世の仕方、リーダーシップ論、後継者のつくり方など赤裸々に語られた言葉の“真の意味”に迫る。
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