◎その本から「センスオブワンダー」を
受け取れるかどうかを重視しよう
木村草太(首都大学東京准教授=憲法学)
◎外交は生き物だと伝えるとともに
読み物として面白い本を紹介しよう
佐藤 優(作家・元外務省主任分析官)
◎ジョン・リードやオーウェルから学んだ
国境を超える歴史観が今こそ必要だ
柏倉康夫(元NHK 解説主幹、放送大学名誉教授)
◎立ち止まって深く考えるために
知的戦略を備蓄できる書物を挙げよう
田所昌幸(「アステイオン」編集委員会委員長、慶応大学教授、国際政治学者)
◎読書は確かにセクシーな行為だ
未知へ旅立つ興奮と少しの不安と
落合恵子(作家、「月刊クーヨン」、「いいね」発行人)
◎棚の配列を工夫した書庫を駆使し
祖父の歴史を巡る旅を続ける
松原隆一郎(東京大学大学院総合文化研究科教授)
◎映像は主観から逃れられない
書を読んで撮り、そして考えた
森 達也(映画監督、作家、明治大学特任教授)
◎反知性主義が広がる政治の世界
本を読むことにより知性の回復を
山口二郎(法政大学教授)
◎為政者を批判する前に
政治家の思考と論理を知っておく
西川 恵(毎日新聞客員編集委員)
◎私はジャーナリズムのポリティカル
・エコノミーをこうして学んできた
渡辺武達(同志社大学社会学部教授=メディア学)
◎「リーダーはいかにあるべきか」
一級の政治学と政治家に学ぶ
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
◎「当たり前」を疑う視点を学び
批判精神を鍛えるために
山腰修三(慶応大学メディア・コミュニケーション研究所准教授)
◎「急がぬ読書」こそが求められている
─思考の幅が狭められがちな時代に
五野井郁夫(高千穂大学経営学部准教授=政治学・国際関係論)
◎現代日本が抱える矛盾と狂気は
批判的な視座を持って対峙せよ
青木 理(ジャーナリスト)
◎「戦争」を題材にした書物から
「撮る」ことと、「見る」ことを学ぶ
生井英考(立教大学社会学部教授)
◎凡百のジャーナリズム論を凌駕する
小説、写真、音楽、映画の世界
金平茂紀(TBS テレビ執行役員、「報道特集」キャスター)
◎気になることにこだわり
世界を歩き、見渡してみる
根本かおる(国連広報センター所長)
◎ジャーナリストをめざす人が
「世界」と改めて出合うために
仲俣暁生(編集者、文筆家)