いじめや虐待、暴力、引きこもり……学校、社会だけでなく親子や夫婦間など、どこでも生まれる“人間関係”の悩み。コミュニケーション不足からの孤立や孤独から解放されるには、自らの心を極(きわめて)楽(やすらか)にすればよい。“あたりまえ”の感覚を捨てて“よくぞ友達になってくれた”“よくぞ生まれてくれた”……と“よくぞ”の物差しをそえて考えてみれば、心に幸せが訪れるという著者。仏陀の教えを平易に解説、日々のあれこれをその教えで見直すことで、感謝の気持ちが生まれ穏やかに過ごせるようになる。自らが変わることで、家族の絆、近所づきあいがよみがえるのである。いきいきとした人生になるための万人の指南書。