カラーグラビア
◎フクシマ 無窮─避難指示区域のいま
写真と文= 渡辺幹夫(朝日新聞社ジャーナリスト学校ディレクター)
座談会
◎未曽有の惨事を経て見えてきた
日本の「原子力」の問題点と課題
吉岡 斉(九州大学教授)、佐藤 暁(原子力コンサルタント)、
山地憲治(地球環境産業技術研究機構理事)、竹内敬二(元朝日新聞編集委員=司会)
◎SNS呼びかけと、身の危険がないデモ
「災後」に息を吹き返した参加民主主義
五野井郁夫(高千穂大学教授)
◎「隠す」「やったふりをする」「押しつける」
民主主義を破壊する政府の「棄民政策」
日野行介(毎日新聞特別報道グループ記者)
◎原発は日本経済を衰退させる大不良債権
屋台骨が傾ぐ電力会社、重電機メーカー
金子 勝(慶應義塾大学教授)
◎刻々と変化する子どもの状況を踏まえ
「避難いじめ」を招かない情報発信を
本多 環(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター
こども支援部門特任教授)
◎放射線問題は「定量的な考え」で判断を
福島県民として中央の報道に思うこと
大森 真(飯舘村任期付職員、元テレビユー福島報道局長)
◎深刻化する甲状腺がんの多発
許されぬ政府の帰還政策
崎山比早子(医学博士、高木学校メンバー)
◎再定住を進めるコミュニティ施策に疑問
外に広がる被災者像をメディアは伝えよ
吉原直樹(大妻女子大学教授、東北大学名誉教授)
◎福島に育てられ原発専門家になった私が
東京電力を辞めて伝えたかったこととは
吉川彰浩(一般社団法人AFW 運営、元東電社員)
◎硬直化した賠償制度や行政の支援策
復興のはざまで苦悩する福島を見届ける
鎌田喜之(福島民報社編集局次長)
◎推進と反原発、二つに分かれ先鋭化する情報 テレビは視聴者の「深い関心」に応えられるか
萩原 豊(TBSテレビ報道局「NEWS23」番組プロデューサー・編集長)
◎原発エンターテインメント映画に込めた
「事故を忘れてよいのか?」という問い
大塚 馨(映画プロデューサー)