雑誌
小説トリッパー
小説トリッパー 2003年冬季号
定価:943円(税込)
発売日:2003年12月11日
2003年冬季号 
品切れ・再販未定
[特集]
100パーセントの純愛小説

[対談]
桐野夏生×三浦雅士
「恋愛小説に『エグく卑しい感情』を」


[エッセイ]
片山恭一 「なぜ恋愛小説を書くのか」
市川拓司 「ぼくが恋愛小説を書く理由」

[インタビュー]
小倉千加子 「恋愛の条件」 インタビュアー・島崎今日子

[コラム]
桜井亜美 「純度100パーセントの純愛は純度100パーセント淫乱の裏返しである」

[評論]
仲俣暁生 「お台場二十三階からジャンプ!」


「私が涙した恋愛小説この一冊」
浅田次郎、石田衣良、イッセー尾形、岩井志麻子、奥田英朗、幸田真音、椎名誠、清水義範、服部真澄

[創作]読み切り100枚!

田口ランディ 「まっすぐに、生まれた場所へ」

[新連載]
〈長篇サスペンス〉乃南アサ 「しゃぼん玉」
〈男と女の不思議なお話〉大道珠貴 「たまたま……」
〈高校生と老人の物語〉池永 陽 「真夜中の運動会」
〈毎日食べる〉佐野洋子 「役にたたない日々」

〈短篇連作・十字路のあるところ1〉吉田篤弘 「雨を聴いた家」

〈十字路探偵行1〉クラフト・エヴィング商曾 「『雨を聴いた家』を探す」写真=坂本真典

〈歴史の虚実に切り込む傑作評論〉磯田道史 「殿様の通信簿」

[新連載コラム]

永江 朗 〈永江堂書店〉
「〈働くこと〉について考えたくなる10冊」
高橋直子 〈気分は一流〉
「とりあえず、ヴィトン」

[連載評論]
大塚英志 〈サブカルチャー/文学論〉
「何故、小説家は『小説の書き方』について書かねばならないか」

[連載小説]
恩田陸 「ネクロポリス」
高橋源一郎 「唯物論者の恋」
戸梶圭太 「天才パイレーツ」
中村うさぎ 「月9」
横山秀夫 「震度0」

[連作短篇]
岩井志麻子 「楽園に酷似した男」
宇江佐真理 〈憂き世店〉「箒星」
金井美恵子 〈快適生活研究〉「よゆう通信3」
山口雅也 〈お遊戯の時間〉「蛇と梯子」

[撮り下ろしフォト・ストーリー]
佐内正史 「眼差し」

[エッセイ]私を変えたこの一冊
伊坂幸太郎 「叫ぶ、叫ぶとき、叫べば、叫べ」
江上 剛 「小説はいつでも書ける」