巻頭随筆一冊の本
如是閑翁のこと─半世紀後の氷解 中村雄二郎
特集
この一年の文芸雑誌の
目次を前にして思うこと
対談
文章を読むことは、人生を生きることだ
荒川洋治×テリー伊藤
衰退する小説雑誌の運命
諸井 薫
観音開きよ、永遠なれ
斎藤美奈子
短篇小説招待席
ある護岸 河林 満
新連載小説
彼女(たち)について
私の知っている二、三の事柄3 金井美恵子
《わたしの20世紀 34》生のままの人間の魅力 安岡章太郎
《無所属の時間で生きる 34》孫の来る家 城山三郎
《両国橋から 34》国字問題(3) 大野 晋
《秘蔵の書》
HAMLET 小田島雄志
《Point of view》
未完成のワクワク 都築響一
連載
文学からの招待状 10
/人間のエネルギー 中沢けい
文学でゆく
/『機械』21 宮沢章夫
政治家の本棚/「ロマン・ロランに魅せられて」 早野 透
美妙、消えた。7 /敵は幾万人ありとても…… /嵐山光三郎
生者の癒し・死者との共食25/性の荒野/山形孝夫
黄沙の楽土 石原莞爾と日本人が見た夢18/佐高 信
音沙汰22/耳馴れない言い方/杉本秀太郎
独酌余滴22/空の上の劇場/多田富雄
海外出版事情22/染田屋茂
表紙の気分/原 研哉
編集部から
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