分冊百科
週刊20世紀
週刊20世紀 59号
定価:586円(税込)
発売日:2000年3月16日
59号 
品切れ・再販未定
フロントページ
1921-22「3300年の眠り」/100通りのことば「銀座歩めば涙忘ると」


総力特集
相次ぐテロ

[特集1]
相次ぐ暗殺─原敬、安田善次郎倒れる
 /三谷太一郎(成蹊大学法学部教授)
[コラム]
対照的だった葬儀
 /冨森叡児(政治評論家)
[特集2]
日英同盟に幕!新秩序「ワシントン体制」へ
 /保阪正康(ノンフィクション作家)
[特集3]
世紀の科学者、アインシュタイン博士が来日
 /松井 潤(「サイアス」編集部)
[特集4]
「沢正」率いる新国劇 剣劇ブーム起こす
 /津田 類(演劇評論家)
[特集5]
水平社結成!「人間に光あれ」と人権宣言
 /平野一郎(元朝日新聞記者)
[コラム]
「木崎村小作争議」
 /横関 至(大原社会問題研究所兼任研究員)

ひと
魯迅
殴られても勝ったと思う“歪み”を指摘、民族の目覚めをうながす
柳原百蓮
「炭鉱王」の夫への絶縁状を公表し若い恋人の懐に飛び込む

クロニクル1921-22
写真と年表でこの年を振り返る

[21年1-6月]尾崎咢堂吠える/初の公営託児所
[21年7-12月]大本教弾圧/アイガー征服/中国共産党結成
[22年1-6月]ロシアに飢饉・ドイツはインフレ/平和博
[22年7-12月]ムッソリーニ登場/世界初の空母「鳳翔」進水


20世紀社会面
朝日新聞、万朝報などの記事に当時の世相を見る

高すぎる銭湯、そばに強い批判/京大から東大を受験して放校処分/投石、乱入と荒れた弁護士試験/連載「読者秘蔵写真館」─網元が残した漁民の息づかい ほか

20世紀コレクション 14 『コドモノクニ』と挿絵画家
造形感覚満ちあふれ、挿絵と詩と曲で子供世界創出

20世紀日本人の美の遺産 14
「芸術の都」で生きる

冥銘録[物故者を追悼する]
宮崎滔天/クロポトキン/ベル ほか

ふるさと人国記
愛知(上)堅実、保守の風土にも反骨の群像

素顔の宰相 [37]
高橋是清 「2.26」で凶弾に倒れたが、波瀾万丈の人生に強運と努力

歴史をあるく
めがねフレームを創る街・鯖江(福井・めがね会館)

広告と生きた世紀 [54]
セミヌード写真で迫ったポートワイン 壽屋(現サントリー)