分冊百科
週刊20世紀
週刊20世紀 63号
定価:586円(税込)
発売日:2000年4月13日
63号 
品切れ・再販未定
フロントページ
1926「いのち短しモダニズム」/100通りのことば「こうして私に食べられる」


総力特集
昭和の幕が開く

[特集1]
大正天皇逝去「新元号」で誤報騒動
 /岸田英夫(元朝日新聞編集委員)
[特集2]
大正モダニズムという“気ままな混沌”の華が咲く
 /村上義雄(本誌)
[コラム]
「美とデカダンスの時代」
 /山口昌男(札幌大学学長)
[特集3]
“モダン都市”東京の出現
 /海野 弘(評論家)
[特集4]
治安維持法を初適用、労働・小作争議が頻発
 /大江志乃夫(茨城大学名誉教授)
[特集5]
米国の排日移民法が促したブラジル移民の急増
 /藤崎康夫(ニッケイ新聞東京支局長)
[特集6]
シャネル人気高まりパリコレ始まる!
 /堀江瑠璃子(元朝日新聞編集委員)
[特集7]
中国統一に向けショウ介石が北伐へ

ひと
川端康成
フィクショナルな<女の美>を紡ぎ続けたノーベル賞作家
グレタ・ガルボ
彫像のような美と孤高の精神を持ったミステリアスな女優

クロニクル1926
写真と年表でこの年を振り返る

[1-4月]非道のタコ部屋摘発/建国祭挙行
[5-8月]女性たちのメーデー/奇怪写真事件
[9-12月]学生の軍事教練始まる/軍艦「三笠」保存


20世紀社会面
朝日新聞、東京日日、読売新聞などの記事に当時の世相を見る

交通事故の意外な新番付/大正期の「買ってはいけない」/怪事件のなか敏腕検事がナゾの死/連載「読者秘蔵写真館」─ジャワ駐在員の「婦人会」 ほか

20世紀コレクション 18 文化生活グッズ
洋風スタイルにあこがれた「夢」の時代 やがて目の敵に……

20世紀日本人の美の遺産 18
工芸の新しい波

冥銘録[物故者を追悼する]
尾上松之助/跡見花蹊/ガウディ ほか

ふるさと人国記
埼玉(上) 権力を風刺し、自然を愛し、民衆の代弁者として生きた人びと

素顔の宰相 [41]
若槻礼次郎 内ヅラ短気、気長我慢の外の顔 東郷批判で示した不戦の信念

歴史をあるく
電話がダイヤル式になったので…(東京・「ていぱーく」逓信総合博物館)

広告と生きた世紀 [58]
「円本」ブームの口火となった文学全集(改造社)