京都/龍光院 孤篷庵 真珠庵
引き続いて大徳寺の塔頭。みごとな茶席建築、多彩な墨蹟、第一級の曜変天目と井戸茶碗……。禅の精神と茶の湯の強い結びつきが生んだ作品群です。そして、風狂に生きた禅僧一休宗純、茶人小堀遠州ら多士済々の文化人。18号からの3冊は、とりわけ茶道ファンには見逃せません。
●国宝解説
書院/密庵咸傑墨蹟/竺仙梵僊墨蹟/大覚禅師筆金剛経/曜変天目茶碗(以上龍光院)
井戸茶碗(孤篷庵)/大燈国師墨蹟(真珠庵)
●所蔵先紹介
龍光院──堺の茶人宗及由来の品々
孤篷庵──小堀遠州が創建
真珠庵──風狂の禅僧一休縁の塔頭
●特集
大徳寺塔頭の茶席建築
禅僧の悟境を示す墨蹟
茶道具の文化
●コラム
江月宗玩と堺衆
武人にして茶の湯者の風情の世界
一休宗純の禅と書