国所蔵/東京国立博物館3
東京国立博物館には、明治11年(1878)に法隆寺から皇室に献納され、戦後、国の所蔵に移された「法隆寺献納宝物」300件余りがあります。このうち国宝は11件。ほかにも「四十八体仏」と呼ばれる小金銅仏やユーモラスな伎楽面、絵画、書跡、工芸、染織品など実に多彩です。
●国宝解説
法隆寺献物帳/金銅灌頂幡/鵲尾形柄香炉/金銅墨床・金銅水注・金銅匙/沈香木画箱/
竹厨子/聖徳太子絵伝/黒漆七弦琴/竜首水瓶/海磯鏡/細字法華経
●特集
法隆寺献納宝物を保管・展示
聖徳太子信仰と献納宝物
献納宝物のなかの「四十八体仏」
献納宝物の染織品とその復元
●コラム
幻の演劇を伝える伎楽面
献納宝物銘文の発見と新解釈