イギリス公使の通訳生として、幕末から明治の日本に滞在したアーネスト・サトウの半生を追う大作、『遠い崖』全14巻中の第5巻。幕末の政局が、大政奉還か武力倒幕かの決着に向けて急速に動きだしていた頃、サトウは情報収集をかねて、大坂から江戸まで東海道の旅にでた。サトウの眼に映った庶民の姿は? 一方パリでは万国博覧会への参加を巡り、幕府と薩摩が熾烈な外交戦を展開する。
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