過ぎゆく日々を惜しみつつ、新しい年を迎えるこころは弾む。師・長谷川伸の思い出、亡き父の面影、友との交流など、人と人との出会いと別れや、旅への想い、食べ物の記憶、さらに時代小説のうらばなしまでを、作家として脂の乗り切った著者がつづった円熟のエッセイ集。一九七七年刊の単行本を初めて完全文庫化。常盤新平と重金敦之の対談も収録。
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