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新しい戦前
内田 樹
白井 聡
890円(本体価格)/979円(税込価格)
「新しい戦前」ともいわれる時代を“知の巨人”と“気鋭の政治学者”は、どのように捉えているのか。日本政治と暴力・テロ、防衛政策転換の落とし穴、さらには米中対立やウクライナ戦争をめぐる日本社会の反応など、戦後の転換期とされるこの国の今を読み解く。
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夜明け前(が一番暗い)
内田 樹
1600円(本体価格)/1760円(税込価格)
ウチダ先生はコラムを書く時、「この文章は今から10年後でもリーダブルだろうか」と自問しながら書いている。連日塗り替えられる時事問題をどれだけの人が記憶しているか? 「AERA」連載の書籍化第3弾。コロナ、東京五輪、旧統一教会問題、安倍氏国葬など。
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リスクを生きる
内田 樹
岩田 健太郎
780円(本体価格)/858円(税込価格)
競わず、裁かず、虐げず。
いじめも査定主義もそろそろ終わりにしませんか?
パンデミックが可視化したリスク社会を生きるすべ、不条理な現実を立体視する実践知がここに!
ウイルスがほんとうは何ものであり、どういうふるまいをするのか「わからない」。
それでも、経験的にわかること、実践的にできることはある。
あれば、それをする。――内田樹
コロナ禍のようなことが突然起こる不条理な世界で生きていくには、粘り強さというか、殴られてもめげずに立ち上がる根性のような、ある種のハードボイルドな生き方が必要だ。――岩田健太郎
◎目次より
【第1章】感染症が衝く社会の急所
・「わかっている」人ほどわかっていない感染症
・勝者が総取りする「東京的なゲーム」
・空洞化する高等教育のゆくえ
・反知性主義のバックラッシュ
・イエスマンを見分けるブルシット・ジョブ
・語られない東京オリンピック etc.
【第2章】査定といじめの相似構造
・孤独が蔓延る競争社会
・人を意地悪にする査定的な眼差し
・チームのパフォーマンスを上げるには
・日本の学力を下げた教育の市場化
・いじめにGOサインを出す教師
・管理業務を最小化せよ etc.
【第3章】不条理を生きる
・ダイヤモンド・プリンセス号動画配信で果たせた役割
・情報を商品扱いするメディア
・サイエンティフィック・マインドが欠けた学び
・非専門家だからこそできること
・この世は不条理なものである
・ハードボイルドという寛容さ
・スキームを切り替えながら生きる etc.
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属国民主主義論
内田 樹
白井 聡
980円(本体価格)/1078円(税込価格)
対米隷属を強化する日本。日本社会の「幼稚化」「コスパ化」「階級化」などをキーワードに、これからの日本で本当の民主主義は実現するのかを徹底討論。先の衆院選、日本人の歴史性について語りあった文庫版のための新規対談を1章分追加!
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日本戦後史論
内田 樹
白井 聡
740円(本体価格)/814円(税込価格)
右傾化する世界、日本社会を覆う反知性主義、親米保守という矛盾など、現代日本に潜む戦後史の問題の本質とは。『街場の戦争論』の内田樹氏と、『永続敗戦論』で注目を集めた白井聡氏が、縦横無尽に語り尽くす。文庫化にあたり、安倍政権の終わりとアメリカ大統領選、東京オリンピック、日本の少子高齢化などを中心とした新たな対談を追加!
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コロナと生きる
内田 樹
岩田 健太郎
810円(本体価格)/891円(税込価格)
リスクを受け入れ、他人とずれながら持久走。それが、コロナの時代。
新型コロナウイルスのパンデミックが無効化させた、ゼロサム競争、同調圧力、新自由主義。
経済格差や分断が急速に広がるなかで、感染対策と経済活動に引き裂かれる社会。
これまでの日常が非日常となった今、明日に向けての指針とは?
コロナ禍における心身自由な生き方について、5月、6月、7月と変わりゆく状況下で語り合ったすべてがここに!
〈科学的な態度、科学的な専門性だけが、感染症学的な新型コロナウイルス感染症を最適化させる可能性を秘めているのです〉――岩田健太郎「はじめに」より
〈ここで論じられた2020年のコロナウイルスについての一連の出来事は少し時間が経ってしまったら「昔の話」として忘れられてしまうと思います。でも、「科学的な態度」がどういうものかを知るための資料としては時間が経ってもその価値を減じることはないと思います〉――内田樹「おわりに」より
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常識的で何か問題でも?
内田 樹
890円(本体価格)/979円(税込価格)
先の見えない時代をどう生き抜くか? 判断力、教育、政治、グローバル資本主義など「人間の生き方」をめぐりウチダ節が炸裂! キケロ、トクヴィル、カミュ、カントら古典的至言も随所にちりばめる。「AERA」連載を新書で一気読み!
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もの言えぬ時代
内田 樹
加藤 陽子
高村 薫
半藤 一利
三浦 瑠麗
760円(本体価格)/836円(税込価格)
いま「この国のかたち」が大きく変わろうとしている。共謀罪によって「監視社会」「密告社会」は本当に到来するのか? 「右傾化」を押しとどめることはできるのか? 朝日新聞大型連載『問う「共謀罪」』から一流論客たちの提言を、再取材のうえ収録!
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直感はわりと正しい
内田 樹
700円(本体価格)/770円(税込価格)
どうしたらいいか分からない! この人は信用できるのか?そんな困ったときには思い切って自分の直感を信じてみよう。社会の価値観がブレるとき、案外頼りになるのは、生物学的にプリミティブな感覚だったりする。パッと見て確信することや、一瞬のひらめきが、あなたの進む道を教えてくる。適切なときに、適切な場所で、適切なふるまいをする。そんな「武士の心得」は今を生きる「大市民」の私たちにも当てはまることが伝わる名コラム集。AERA連載でおなじみ、とにかく濃く熱い「ウチダ式」発想法の原点!
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街場の五輪論
内田 樹
小田嶋 隆
平川 克美
600円(本体価格)/660円(税込価格)
東京五輪招致成功から3年。アベノミクスが失敗と言われるなか、成長戦略としての五輪開催は破綻している。新競技場建設、膨れ上がる費用など問題山積のまま。開催万歳の同調圧力に屈しない痛快座談会に、最新語り下ろし鼎談を加えての文庫化。