AERA増刊『髙橋大輔 挑戦者の軌跡』(1月10日発売)
AERA増刊『髙橋大輔 挑戦者の軌跡』(1月10日発売)

ニュース週刊誌『AERA』は、1月10日にAERA増刊『髙橋大輔 挑戦者の軌跡』を緊急発売します。今季限りで男子シングルから引退、アイスダンスに転向することを発表している髙橋選手。増刊では12月19日~22日の全日本選手権を徹底取材し「男子シングル最後の舞」を完全ルポするほか、髙橋選手のこれまでを、報道写真と記事、新たな取材で追いかけました。巻末には、AERA 4月29日-5月6日合併号で本誌表紙フォトグラファー蜷川実花が撮り下ろした秘蔵写真の中から、未公開の5点を使ったグラビアも掲載。記録にも記憶にも残る希代のフィギュアスケーターの「挑戦」をこの1冊に封じ込めました。

「髙橋大輔」という名前が初めて朝日新聞に登場したのは、2002年1月22日。北海道帯広市などで行われたスケート高校総体の男子シングルで、1年生の髙橋選手がショートプログラムで首位に立ったことを伝える記事でした。あれから約18年。バンクーバー五輪で日本フィギュア男子シングル初のメダリストとなった髙橋選手は、今季限りで男子シングルから引退し、2020年からはアイスダンスで22年北京五輪を目指すことを発表。12月19日から22日にかけて、東京・代々木で行われた全日本選手権で、「男子シングル最後の舞」を披露しました。

1月10日に緊急発売するAERA増刊『髙橋大輔 挑戦者の軌跡』では、全日本選手権でのショートプログラム、フリースケーティングを完全ルポします。さらに、高校総体から3度の五輪、氷上で光源氏を演じた「氷艶」など、朝日新聞グループの媒体が掲載してきた髙橋大輔選手に関する主要な記事を経年で収録。10代の髙橋選手の美意識を「髪形七変化」と書いた記事や、バンクーバー五輪直前の浅田真央さんとの対談、今年4月の単独インタビューも含まれています。

写真も、8000枚を超えるストックの中から厳選。2002年、15歳で世界ジュニアを制した際のあどけなさの残る表情や、2007年のスケートアメリカで世界を驚かせたショートプログラム「白鳥の湖 ヒップホップバージョン」の決めポーズ、バンクーバー五輪のフリースケーティング「道」の始まりを目を閉じて待つ瞬間、2014年に一度引退した際の記者会見での母との2ショットなどを収録しました。

巻末のスペシャルグラビアには、『AERA』2019年4月29日-5月6日合併号用に本誌表紙フォトグラファー蜷川実花が撮影した秘蔵写真の中から、未公開カット5点を掲載。透け感のある黒いチュールを使ったセットのなかで、自在に舞いながらカメラを見つめる髙橋選手の「挑戦者の視線」をとらえています。


【Content】
・巻頭グラビア&ドキュメント2019.12.19-12.22
  「かっこよくないけど僕らしい終わり方」
・長光歌子コーチとの21年間「彼がフィギュアに出合った奇跡」
・荒川静香インタビュー「髙橋大輔というスケーター」
・2001-2005 あの泣き虫が王者になった
 2005-2006 切磋琢磨でもっと強く
 2006-2009 ヒップホップに世界が驚嘆
 2009-2010 道ですべてを表現した
 2010-2013 いまのままでは勝てない
 2013-2014 感じるままに演じ切った
 2014-2019 挑戦することを楽しみたい
・アエラが捉えた髙橋大輔
・巻末スペシャルグラビア photo by Mika Ninagawa
・公式戦の記録/髙橋大輔の軌跡