巻頭特集「沖縄をもっと知ろう」 5月15日の「復帰50年」を前に多角的に特集/AERA5月9日発売

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『AERA』2022年5月16日号(5月9日発売)

5月9日発売の『AERA』5月16日号は、「沖縄をもっと知ろう」と題し、5月15日に日本復帰50年を迎える沖縄の歴史やいま抱える課題を多角的に特集します。ウクライナ侵攻が沖縄に与える影響についての記事や、「復帰っ子」と呼ばれるガレッジセール・ゴリさんのインタビューもあります。AERAの表紙は通常、「旬な人」ですが、今号に登場するのはウルトラマン。映画「シン・ウルトラマン」の公開が間近に迫るなか、ウルトラマンはいままさに旬。その美しい姿を本誌表紙フォトグラファー・蜷川実花が撮影しました。好評月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、新たに濱田英明さんを先生に迎えてのレッスン。写真を撮るうえで重要な「視点」の取り方にフォーカスした撮影に挑戦しています。さらに「なにわ男子」のメンバーのうち4人が「現在地と未来」について語ったインタビューも必見。本誌が力を入れるウクライナ報道は、プーチン大統領がこだわる5月9日の「対独戦勝記念日」について。その日が持つ意味を詳報します。

巻頭特集「沖縄をもっと知ろう」は、沖縄に移住経験もある作家の池澤夏樹さんの巻頭言から始まります。「基地は減らない。復帰の時に言われたことは嘘ばかりだった。それは今も続いている」とつづる池澤さん。今も明らかに存在する「本土」との格差を浮き彫りにします。過重な基地負担、貧困や格差がどう生まれてきたのかについて、30代の気鋭の研究者たちが沖縄の近現代史を読み解く記事も。琉球王国から、沖縄戦、戦後を貫く年表チャートは、沖縄史を包括的に理解するのに役立ちます。朝ドラ「ちむどんどん」の舞台の一つでもある横浜市鶴見区や、大阪市大正区の沖縄タウンもルポしました。沖縄から移住した人々がどんな経験をし、どんな思いで暮らしてきたか、思いをはせてみてください。「復帰っ子」と呼ばれるガレッジセール・ゴリさんが、沖縄の方言がはずかしくて転校先の教室でじっとしていたという経験、その隠そうとしていた沖縄が、自分たちを救ってくれたことも語っています。さらに専門家たちが「これから」についても分析。復帰50年に際し、沖縄を多角的に捉えたこの特集をぜひご覧ください。

映画「シン・ウルトラマン」の公開に合わせ表紙に登場したウルトラマン。映画で主人公を演じる斎藤工さんが、ウルトラマンの魅力についてたっぷり語っています。「正義と悪という対立構造の狭間にウルトラマンが現れたことで見えてくる概念がある」と分析。ウクライナで起きている戦争にも思いを巡らし、「ウルトラマンのような目線が、いまの僕らには必要なのではないか」と語ります。斎藤さんが子どものころには、ウルトラマンのフィギュアを見て物語を想像していたとか。「エンターテインメントにロマンを見いだす素地を作ってもらった」のがウルトラマンだったと語っています。

大人気連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、今号から新たに、Instagramのフォロワーが45万人を超え、絶大な人気を誇る写真家の濱田英明さんを先生に迎えました。大阪にお住まいの濱田さんに、向井さんは「むっちゃ大阪弁や! 落ち着く!」と喜び、和やかな雰囲気でレッスンが始まります。まずは、濱田さんに向井さんを撮っていただくことに。すると向井さんが、濱田さんが持っている中判フィルムカメラに、「岡田くんが使ってるやつ!」と即座に反応。最近岡田准一さんとも対談をしたという濱田さんとのカメラトークに熱が入ります。濱田さんが「写真のフレームに入ったとき、もうピカイチです」と言い、「絶対めっちゃいいの撮れてる」と向井さんも感じた、中判フィルムならではの質感と、しっとりとした表情の向井さんは必見です。今回、濱田さんが考えてくださったのは、「ひとつのものを、いろんな視点で」撮るレッスン。最初に、向井さんが身のまわりのものを撮った写真を、濱田さんに見ていただきました。「昨日、家で撮ったんよ」という写真に写っていたのは、向井さんの思いが感じられるような、絵、人形、そしてカメラ。それに対する濱田さんのアドバイスを踏まえて、その場での撮影に挑戦していきます。花を題材に工夫を凝らして撮る向井さんに、濱田さんから「これはすごい! そういうの待ってました!」の声が上がりました。向井さんがすでに身につけていた、濱田さんが写真を撮るときに最も大切にしているという、視点の取り方とは? 誌面でぜひお確かめください。

5月9日は対独戦勝記念日。プーチン大統領がなぜこの日までの「勝利」にこだわったのかを、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターの宇山智彦教授に聞きました。宇山教授はこの日がロシアにとって「大きな国家アイデンティティーになっている」と言います。ただその日の意味が変化しているとも。プーチン演説で選ばれる言葉の変化を分析し、ロシアがより孤立化していることを指摘します。ウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル発射は、日本にも危機感を募らせています。もしもに備えて、いまシェルター需要が急増中。その現場も取材しました。

そして、今号には大人気のなにわ男子から、西畑大吾さん、高橋恭平さん、長尾謙杜さん、藤原丈一郎さんの4人が登場。デビューからの半年間を振り返りながら、「現在地と7人の未来」をテーマにワイワイ語り合いました。大宮エリーさんの連載「東大ふたり同窓会」には、“オザケン”こと小沢健二さんが登場。小沢さんは自身の今について「それこそ、僕は東大文Ⅲそのまんまです」と語り、歌詞を書くときや朗読をするときに東大時代が影響を与えていると自己分析します。ほかにはない“東大談義”注目です。

King Gnu井口理さんがホストを務める人気の対談連載「なんでもソーダ割り」は、ゲーム実況者・YouTuberのわいわいさんをゲストに迎えた2回目。自身を「よくしゃべるおじさん」と定義するわいわいさんと、リラックスした井口さんのゆるい中にも芯のあるトーク、必見です。

ほかにも、
・イーロン・マスクがツイッター買収 どうなる「言論の自由」
・フランス・マクロン大統領 分断という病を治療できるか
・佐々木朗希、投げるたびに注目される理由
・「フルリモート転職」の実情を探る
・エンドレスワークから逃れる方法
・性暴力への訴えを黙殺しない
・アジア系女性ヘイト「もう黙っていられない」
・チャン・イーモウ 映画へのラブレター
・この人この本 近藤麻理恵
などの記事を掲載しています。

AERA 2022年5月16日号
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=23550