『乱反射』妻夫木聡×井上真央でTVドラマ化決定!今秋放送

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朝日文庫『乱反射』



貫井徳郎さんの傑作ミステリー小説『乱反射』(朝日文庫)の、待望のテレビドラマ化が決定しました!放送は2018年秋予定。妻夫木聡さんと井上真央さんが初共演で挑みます。
「第63回日本推理作家協会賞」を受賞した貫井徳郎さんの『乱反射』。この重厚なミステリー作品をテレビドラマ化するにあたって、メガホンをとったのは、『川の底からこんにちは』で史上最年少(28歳)でブルーリボン賞監督賞を受賞、『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀監督賞などの映画賞を多数受賞した石井裕也監督。

事故で最愛の息子を失い、原因の真相を追う夫婦を、日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞の受賞経験がある妻夫木聡さんと井上真央さんが演じます。
ふたりはお互いのことを、「波長が合う」(妻夫木)、「居心地がよい」(井上)と語り、初共演とは思えない息の合った演技を見せています。ドラマ『乱反射』は、現代の日本社会の問題を、斬新な切り口で、背筋が凍るほどリアルに、そして真正面から暴き出す、社会派ミステリーエンターテインメントドラマです。どうぞご期待ください!

妻夫木 聡さん(加山 聡・役)コメント
■『乱反射』の台本を読んだ印象は――
原作者は、貫井徳郎さんで、答えがないところを提示することが得意な方。その部分の描写が多かったので、どこまで縮められるのかなと思っていましたが、台本はとてもうまくまとまっていました。それぞれの無神経さや人間自体の感情が交錯する部分が、特に印象的に描かれているなと思いました。

■井上真央さんとの共演について――
僕が言うのは失礼かもしれないですけど、一緒に演じていて、すごく気持ちがいいというか、波長が合う方だと思いました。初めて芝居させて頂いたのに、初めての感覚が無いような感じで、すごく楽しかったし、気持ちよかったです。井上さんが僕のことを、役の中で愛してくれている実感がありました。それがすごく嬉しかったですね。

■視聴者の皆さまへ――
とても重い作品ではありますが、貫井先生の『乱反射』という小説をもとに、石井裕也監督とメ~テレさんと一緒に作りました。僕が演じる聡の子どもが亡くなって、なぜ亡くなったのかということをずっと追い求めていく話です。すごく客観的に見ていたものが、どんどん自分の話なのかと思える部分が出てくると思います。一緒に苦しみながらも、「人間とは何なのか」ということを考えて頂けるような作品になっていると思いますので、その辺を噛み締めながら見て頂けたら、嬉しく思います。

井上 真央さん(加山 光恵・役)コメント
■『乱反射』の台本を読んだ印象は――
脚本を読んだ時、今の私にどこまで表現できるのだろうと最初は悩みましたが、石井監督と妻夫木さんというお二人の存在が勇気となり、この作品に飛び込むことが出来たように思います。

■妻夫木聡さんとの共演について――
妻夫木さんとは初めての共演でしたが、とても居心地がよく、様々な感情を、妻として共有させてもらえた日々でした。

■視聴者の皆さまへ――
失われた日常の中で、ゆっくりと立ち上がる夫婦の姿を、多くの方に見て頂けると嬉しいです。

【放送情報】
メ~テレ開局55周年記念ドラマ『乱反射』
2018年秋 テレビ朝日系列全国ネットで放送予定
原作:貫井徳郎『乱反射』(朝日新聞出版/朝日文庫)
脚本:成瀬活雄・石井裕也
音楽:河野丈洋
撮影:藤澤順一
照明:長田達也
編集:普嶋信一
プロデューサー:太田雅人(メ~テレ)・松岡達矢(メ~テレ)・布施等(MMJ)
監督:石井裕也(『舟を編む』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』)
制作協力:MMJ
制作著作:メ~テレ

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