リコールははがきで連絡を

　最近ルーターの調子が悪く、電源を入れ直すことでなんとか対応していた。しかしついにこの方法も通用しなくなり、インターネットに接続できなくなってしまった。なにか対処方法がないか、PHSでネットにつないでメーカーのホームページを見て愕然とした。
　なんと、この機種はリコールになっていた。部品の不具合が原因でインターネットに接続できないとのこと。ホームページか電話で手続きすれば、新品を送付するとあった。できるだけホームページから手続きをしてくださいとある。
　インターネットに接続できなくなった人に対して、リコールをホームページで知らせ、さらに交換手続きをホームページでするように案内していることにあきれた。ほかの手段でインターネットにつなげなければ、この情報は得られない。不具合品を販売したメーカーとしてはあまりに無責任ではないか。
　数日後新品が送られてきたが、5台あるパソコンをすべて再設定するのに1時間近くかかった。せめてリコールのアナウンスははがきでできないものか。なんのためにユーザー登録をしているのか、はなはだ疑問である。

（千葉県船橋市・茂呂英治・50歳）

リコールの対象者がネットにつなげなくて困っているのは、わかりそうなもの。なんでもネットで告知すればいいだろう、という姿勢は疑問です。

一人でウェブ見る3歳の娘

　3歳3カ月の娘は、夫がパソコンを使っている時にはいつもじっくりと観察しています。そのせいか、一人で上手にホームページを見られるようになりました。　まず、インターネット・エクスプローラ（IE）を立ち上げ、お気に入りをチェック。無料動画配信「GyaO」で、アニメ「タイムボカン」を見たり、「こえだちゃん」のウェブページで、料理を作るゲームをしたりするのがお気に入りです。
　考えてみると、私が小さな頃もタイムボカンを見ていましたが、テレビのチャンネルはリモコンではなくひねるタイプでしたし、こえだちゃんのオモチャは、親に「持っている人の家で遊んでいらっしゃい」と言われたものでした。
　30年という短いようで長い間に、子供の遊ぶものもすっかり変わったんだなぁと、しみじみ感じます。私はいまだパソコンを使うというよりも「使われている」状態。そのうち、娘にいろいろ教えてもらうことになるのは間違いなさそうです。
（愛知県三好町・あきえもん・35歳）

3歳児がオンデマンドのブロードバンド配信を楽しんでいるとは……。

公募マニアのIE活用術

　私の趣味は公募や懸賞応募。最近はウェブ上の募集も増え、郵便料金もかからずたくさん応募できるのでうれしい限り。ところが多くの募集があると締め切りを忘れやすい。日記帳が三日坊主どころか、1日で終わってしまう私が、スケジュール管理なんぞできるわけがない。そこで考えたのが、IEの「お気に入り」を利用する方法です。
　お気に入りは毎日開くので、お気に入りの中に専用のフォルダを作り、募集画面や応募画面を保存。その際に、締め切り日を打ち込んでおくのです。ウェブ応募ならたいてい24時までOKですが、たまに時間指定があるので、その時はそれも打ち込む。郵送応募の場合は、必着か消印有効か打ち込めばいい。
　こうして、締め切りを逃すことがぐっと少なくなりました。応募済みのお気に入りは次に応募済み専用のフォルダに移します。そうすれば、この公募の結果はどうなったかなとチェックしたり、毎年恒例の募集ならそろそろ時期が来るな、とわかります。ぜひお試しあれ。

（神戸市垂水区・ゼラニウム・42歳）

ウェブの公募は非常に数が多いので、テクニックが有効ですね。