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ASAHIパソコンフォーラム  2006年2月1日号

イラスト・日の友太

おたより

エクセル&ワードだけで年賀状作り

 12月15日号の特集「ワード&エクセルだけで作る年賀はがき」を読みました。
 最初に購入したパソコンに「筆まめ」がインストールされていたため、数年は両面とも筆まめで作っていましたが、慣れてくると、ソフトだけで思いどおりに作ることが難しくなり、あて名面は筆まめ、文面はワードで作成していました。今回の記事で、エクセルで住所録を作り、1行目に項目名をつけるとワードで差し込み印刷できることがわかり、練習のため懸賞応募のあて名をエクセルに打ち、ワードではがきのあて名面を作成してみました。
 あて名が長かったせいか、結果は思うようにはいかなかったのですが、方法はよくわかりました。もちろん、年賀状ソフトにも便利なところはたくさんあります。
 例えばあて名を連名にする場合「様」はワードでは1つしかつかないようです。手動でもう一つ「様」をつけるのは可能ですが、自動的に「様」が一人ひとりに付くことに慣れていると、ワードでのあて名面作成は面倒でした。
 今回の年賀状は、風景写真と手書き(筆ペン)の年賀のあいさつ・住所氏名をそれぞれ取り込み、構成して、ワードで作ることにしました。
 これだと手書きふうなのに、手間はかからず、書き損じではがきを無駄にすることもありません。便利な世の中になったと実感しております。

(神戸市垂水区・菜の花・42歳)


返事

ワードの差し込み印刷にも、連名に「様」をつける方法があります。次号(2月15日号)のQ&Aで解説する予定です。特集のライター中井紀之氏も、昨年までパソコン付属の年賀はがきソフトを使っていたとか。

おたより

メールの時間にも「節度」を

 メールは24時間使えるので、送り手が自由に時を選べるように、受け手も縛られることがないと思いがち。いつ開封するかは受け手の勝手、開かなければそれまで、と。
 しかしその「自由度」が受け手に圧力をかけることになる。
 思いがけず遅くまでパソコンに向かっていて不意にメールが届く。送信時刻を見るとだいぶ遅い。便利さに異議を唱えるようで申し訳ないのだが、送信にも節度ある時間帯というものはある。
「明日の会議に出られないので意見を託します」
 出してしまえば済み、といった手前勝手が感じられる。「夜討ち朝駆けは困る」とぼやきながらも作業を中断して、さっそく返信作業に取り掛かる。その後「間違いがありました、訂正します」というメールが当日早朝に来たが、これは帰宅後に知った。ネット万能といえども、空白の時間は生じてあたりまえ。メールも日常生活の中にある。
(神奈川県相模原市・荒川英明・58歳)


返事

メールの「時差」がトラブルになった話はよくあるようです。

おたより

「虐待弁当」に感心

「虐待弁当」というブログが、幼稚園のママ友達の間で話題になってます。
 食べられないほどまずい弁当か、ものすごく手抜きの弁当かと思うでしょうが、とても手の込んだ可愛い弁当ばかり。
 あまりに可愛すぎて、高校生の息子さんが毎日周りに見られないよう一気に食べなくてはならず、それが“虐待”ってことらしいです。
 それにしても毎日、ユーモアのたっぷり詰まった弁当を作り続けているのに感心しますが、ブログで公開して、たくさんの反響があるからできることでしょうか。
 大先輩の弁当を参考に、新米ママたちも弁当作りをがんばってます。

(北九州市八幡西区・いろ波・37歳)


返事

「★彡高3次男へ虐待弁当?キャラ弁★彡」(http://blogs.yahoo.co.jp/kasumin_yorosiku)ですね。弁当でここまでできるとはスゴイ。圧倒されました。

編集部から

●ソニー不振の挽回策として評論家の麻倉怜士さんは「マーケティングに頼るな」と提言。マーケから分かるのはトレンドの「今」であって「次」ではない。アイデアと技術を集めて、次のトレンドを作り出せ、とのことでした。なるほど。これはソニーに限らず、僕ら雑誌作りにも通じる話です。頑張らねば。(伊丹)

●最近の大画面テレビはフルハイビジョンがトピックになっています。つまり今までは本当のハイビジョンじゃなかったと。40万も50万も払ってすでに購入していた人は、ニセハイビジョンだったなんて聞いたら、腹が立つでしょうね。それに比べたらメモリーの規格がコロコロ変わるのなんて、かわいいものです。(く)

●2005年12月、Xbox 360発売日。朝、売れ行きを見たくて秋葉原に行ったのだが、多くの店が朝7時には開いていたらしく、着いたころには行列などはなかった。その代わり、限定生産フィギュアの予約に並ぶ、60人くらいの行列というアキバらしい光景を目撃。何しに行ったのやら。(ほ)