デジタル写真の改竄に思う

　2月1日号「あなたを狙うネットワークのワナ」で、耐震強度偽装と同じタイミングで、国土交通省がもうひとつの偽装問題を発表していたとありました。
　九州で国道工事を行った業者が、完成時の写真を偽造し、それが発覚して修整が疑われる写真が約1000枚見つかったとのこと。工事記録の写真の改竄が、複数の業者で日常的に行われていたという話です。
　耐震強度偽装でもソフトによる数値の改竄が問題になっていましたが、写真は専門的な知識がなくても加工が容易にできるので、より恐ろしいと背筋が凍る思いがしました。
　私は、デジカメなら免許の申請などの証明写真を自宅で撮ることができて便利だと、素直に喜んでいたのに、その証明写真にすら加工を施す人がいるという現実があると、もはやデジカメ写真は証明写真ではなくなりますね。デジタル＝正確だと思っていた時代は終わり、今や、デジタルが改竄を助長していると思うと恐ろしいです。
　デジタルの技術は便利で、もはや生活から離せないものとなっていますが、人の心だけはアナログで誠実であってほしいものです。

（神戸市垂水区・匿名希望・42歳）

正しく使えば便利なデジタル製品も、悪用されると一気に面倒なことになりますね。

ホリエモン逮捕の図式

　ホリエモンが逮捕された。たしかに悪いことは悪い。きちんと反省してほしい。けれども、ニューヒーローに嫉妬する旧体制の図式は、小錦の横綱昇進を断固阻止した角界のような、出る杭は打たれる的なものを感じる。この事件で、せっかく動きだした景気回復がエンストしないことを祈る。
（北九州市八幡西区・マゾの卓球部員・37歳）

報道の過熱ぶりには、うんざりした人も多いのではないでしょうか。

「攻略サイト」で古いゲームを楽しむ

　最近、少し古いゲームソフトにハマっているのですが、難易度が高いと、途中で行き詰まってしまうことがあります。
　ところが、古いゲームですので攻略本などもあまり手に入りません。そんな時は、ネットでファンによる「攻略サイト」を見ます。 攻略チャートだけでなく裏技や隠しアイテム、隠しイベントなどが丁寧にまとめられていたり、質問用BBSが設置されていたりと、大変役立てさせていただいてます。また発売されてから十数年たったソフトでも、変わらず愛し続けているファンの方々がサイトを開いていたり、サイトを訪れたりしているのを見ると、「愛されてるんだなあ」と思い、そんなソフトに自分が巡り合えたことが、なんだかうれしくなります。

（神奈川県平塚市・カマンベールモンブラン・20歳）

面白いゲームは、古くなってもやっぱり面白いですよね。

突然の「HDD破損」でびっくり

　パソコンの中に2つのHDDを入れて使っているのですが、突如「きゅいぃぃん」と音がしたかと思ったら、1つのHDDが作動しなくなってしまいました。
　幸い、通常の作業に使っている方は無事で、動かなくなったのは、ある程度作業が完了した書類や、あまり使わないものを保存していた方のHDDだったので、さほどの被害を被らずに済みました。
　でも「HDDご臨終」の目に遭うのはこれが初めてで、かなりショックを受けています。
　本体が壊れれば買い替えで対処も可能ですが、HDDはそうはいきません。これまで「容量」だけを考えて、パソコンに2つのHDDを積んでいましたが、これからは突然の「HDD破損」被害を考えて、中身の同じHDDを2台用意しながら作業すべきかと思案中。それも手間がかかりそうでおっくうですが、パソコンの保険だと思えば、かけるべき手間かもしれません。ああ恐ろしかった。

（愛知県碧南市・もりぞー・37歳）

ハードディスクを複数組み合わせて故障に備えるなら、RAIDが便利かもしれませんね。