戦後日本社会に屹立する吉本隆明。80歳を過ぎてなお、社会問題に関心のある若者への影響は強い。その吉本の思想的意義や人間的魅力について、六人の論客――姜尚中、上野千鶴子、宮台真司、茂木健一郎、中沢新一、糸井重里――が語り尽くす。1960年代以降のそれぞれの「吉本体験」や「吉本への評価」が詳細に明かされ、吉本を語る六人の「自分史」としての側面も浮かび上がる。
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