【三十三帖】藤裏葉
幼なじみの恋が実った日
冷泉帝の行幸に趣向を凝らす光源氏 「源氏物語図屏風」 夕霧、内大臣邸での藤の宴に招かれる 土佐光吉「源氏物語手鑑」 あらすじ・年立・人物関係図◎小町谷照彦 その一 現代語訳・読みどころ 文=竹内正彦 夕霧の持つ盃に藤の枝を差し出す柏木 土佐光信「源氏物語画帖」 夕霧、内大臣の藤の宴で酒をふるまわれる 住吉如慶「源氏物語画帖」 その二 現代語訳・読みどころ・知識の栞 文=竹内正彦 夕霧からの後朝の文を読む内大臣 「源氏物語画帖」土佐光則 その三 現代語訳・読みどころ 文=竹内正彦 夕霧と雲居雁の新居に内大臣が訪れる 土佐派「源氏物語図色紙」 冷泉帝の行幸で栄華を極める六条院 土佐光信「源氏物語藤裏葉冊子」裏表紙 渡殿に錦を敷き、冷泉帝を迎える光源氏 住吉具慶「源氏物語絵巻」 |
源氏絵を愛でる楽しみ◎稲本万里子 歌を味はふ◎尾崎左永子 原文を習ふ◎高田祐彦 御簾の内がたり◎山本淳子 どきっと艶めく平安歌謡、「催馬楽」 平安の大事典◎倉田 実 平安の神様事情 神事・神官・神社シンボル 平成の女房が噂する源氏の恋◎ [大塚ひかり×倉田真由美×辛酸なめ子] 「幼なじみの二人、 私と源氏物語◎内館牧子 <訂正> P25内大臣の歌の訳「私(夕霧)の末を」は、「松(夕霧)の末を」と訂正します。 |