先鋭的かつ革新的なモノ作りをすることで世界中から支持を集めるデジタル家電メーカー「ソニー」と「アップル」。2012年に過去最大の赤字を計上したソニーだが、同年4月にCEOを交代、「ソニーを変える。ソニーは変わる。」をキャッチフレーズに、新体制のもとで再生と成長に意気込んでいる。一方、時価総額世界一となったアップルも、昨年、カリスマ経営者スティーブ・ジョブズの死去によりCEOを交代し、このまま好調を維持できるかに注目が集まっている。ソニーは起死回生となるか、アップルはさらなる成長を遂げられるか、この比較されることの多い2社のモノづくり、経営の考え方、経営戦略などを、過去から現在に至るまで俯瞰して徹底的に検証することで、「売れる企業」「売れるブランド」とは何かを明らかにする。