書籍
帝国の慰安婦
植民地支配と記憶の闘い
朴 裕河
ISBN:9784022511737
定価:2310円(税込)
発売日:2014年11月7日
四六判上製  336ページ 

性奴隷か売春婦か、強制連行か自発的か、異なるイメージで真っ向から対立する慰安婦問題は、解決の糸口が見えないままだ。大日本帝国植民地の女性として帝国軍人を慰安し続けた高齢の元朝鮮人慰安婦たちのために、日韓はいまどうすべきか。元慰安婦たちの証言を丹念に拾い、慰安婦問題で対立する両者の主張の矛盾を突くいっぽう、「帝国」下の女性という普遍的な論点を指摘する。2013年夏に出版された韓国版はメディアや関連団体への厳しい提言が話題になった。本書は著者(『和解のために』で大佛次郎論壇賞受賞)が日本語で書き下ろした渾身の日本版

ネット書店で購入

★のネット書店は、在庫のない場合や取扱いのない場合があります。

ご注文はお近くの書店、ASA(朝日新聞販売所)でも承ります。