万葉集の歌のうち1割ほどの歌を残しながら、歴史には正式な記録が残らない謎の歌人・柿本人麻呂。流人として客死した晩年にスポットを当てて描く小説。著者橋本氏は人麻呂が最後を迎えたと伝えられる島根県益田市の出身。東京の広告代理店で長くコピーライターとして活動した後、郷里の益田に戻る。
★のネット書店は、在庫のない場合や取扱いのない場合があります。