小説トリッパー 2017年夏季号

［連載小説］

• 伊東 潤／北条五代　第二部
• 堂場瞬一／ピーク
• 井上荒野／あちらにいる鬼
• 中村文則／その先の道に消える
• 七尾与史／死なせない屋
• 梨木香歩／椿宿の辺りに
• 大沢在昌／帰去来
• 山本一力／たすけ鍼

［連載語りおろし］

• 吉本ばなな／吉本ばななが友だちについての
  質問にこたえる

［連載エッセイ］

• 加藤シゲアキ／できることならスティードで

［季刊ブックレビュー］

• 鴻巣友季子　物語の湧きいずる秘めやかな泉
  松浦理英子　『最愛の子ども』
• 海猫沢めろん　ぼくらはバカになっている
  橋本治『知性のテン覆』
• 杉江松恋　国家の命運をかけた“学園祭”
  宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』

［クロスレビュー］

• 江南亜美子
  地層化された街の記憶
• 倉本さおり
  抑圧のエネルギー

［文芸季評］

• 柏崎 歓／作家たちは書き続ける

［エンターテインメント季評］

• 高津祐典／抑圧にあらがう個人たち

［報道の現場から小説を読む］

• 市田 隆／反転していく動機
  桐野夏生 『夜の谷を行く』

［本と書店をめぐる物語］

• 高頭佐和子
  読み手の現実を揺さぶる力
  佐藤正午 『月の満ち欠け』

［永江堂書店］

• 永江 朗　　人文知について考える10冊

第10回朝日時代小説大賞応募規定

第9回朝日時代小説大賞予選通過作品発表

第4回林芙美子文学賞募集要項

執筆者紹介・画家紹介