まばゆいほどの生の極みにかけ昇った極道・中本タイチの禍々しくも美しい生涯。神の国紀州・新宮の地を舞台に、闘いの性と淫蕩の血を刻印された若者たちの“生と死”、“罪と罰”を圧倒的な文体で描く、中上文学の新たな金字塔。
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