まだ焼け跡が残る時代、東京・檜町にテキサスハウスと呼ばれるアパートがあった。そこには写真家の大竹省二はじめ女優の草笛光子、ジャズ歌手の笈田敏夫など戦後の芸能史を飾った錚々たる顔ぶれが住んでいた。当時、放送界で仕事を始めたばかりでこのアパートに出入りしていたのが永六輔。いま、大竹省二の写真とともに、熱気に満ちた「夢多き時代」を振り返る。
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