「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び……」、毎夏ここばかりが繰り返される玉音放送(終戦の詔勅)の、全文を目にしたことはあるだろうか? 「終戦の詔勅」をはじめ、昭和天皇ヒロヒトの名で発表された詔勅の一語一文を再検討し、そこから浮かび上がる天皇の「戦争責任」と「戦後責任」を問い直す。文学者ならではの視点から多数の資料を緻密に考証し、戦後日本の本質に迫る。玉音放送全文収録のCD付き。
★のネット書店は、在庫のない場合や取扱いのない場合があります。