司馬遼太郎 街道をゆく 公式ページ旅のルート【旅の時期】 1992年3月 司馬遼太郎は、タクシーで、かつてインディアンが住んでいたマンハッタン島北端にあるインウッド・ヒルズを訪ねた。そこで貝塚を目にし、翌日アメリカン・インディアン博物館とセントラル・パークを訪ねる。ブルックリン区では、19世紀にブルックリン橋をつくったローブリング親子の命がけの大事業を思いながら橋をわたり、この土地を舞台にした映画『ソフィーの選択』のなかのブルックリン橋のシーンを思い出す。連想は写真家マーガレット・バーク=ホワイトとアメリカの機械文明にまで広がってゆく。続いてプロスペクト・パーク、ウィリアムズバーグのユダヤ人居住区へ向かった司馬さんは、正統派のユダヤ人について考える。さらにグリーンウッド共同墓地では、幕末の日本に派遣された米国公使タウンゼント・ハリスの墓を探しながら、その業績の大きさを思う。
※「GoogleMapで見る」のルート表示の線は訪問地のポイントを結んだもので、実際の旅行ルートとは異なる場合があります
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