吉田修一さんの最高傑作『国宝』は、2017年から18年に朝日新聞で連載され大反響を呼んだ作品。吉田修一さんが歌舞伎の世界に挑んだ本作は、日本文学の伝統に脈々と流れる芸道小説の金字塔にして、『悪人』『怒り』に次ぐ最高傑作と言われています。2021年に文庫化された本作が、主演に吉沢亮、監督に李相日、脚本に奥寺佐渡子を迎え、映画化が決定しました。2025年に全国東宝系にて公開予定です。

芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞した本作は、任侠の家に生まれながらも、上方歌舞伎の大名跡の一門に入り、芸の道に青春を捧げた名もなき少年が、その頂点へと登りつめ、命を賭して国の宝となるまでを描く壮大な物語です。

3月初旬に情報解禁された映画化決定を受けて、朝日文庫既刊の原作に吉沢亮さんの写真をあしらった新帯を巻いて、出荷を開始いたしました。全国の書店でご購入いただけます。満開の桜を背景にした吉沢さんは、すでに物語の主人公を彷彿とさせます。ぜひ、書店でお確かめください。

※書店に在庫がない場合は、映画帯希望の旨を添えて各書店あるいはASA(朝日新聞販売所)にご注文ください。
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◆原作情報
『国宝』上・下
https://publications.asahi.com/product/23098.html
https://publications.asahi.com/product/23099.html

◆映画『国宝』情報
2025年全国東宝系にて公開
主演:吉沢亮
監督:李相日
脚本:奥寺佐渡子