司馬遼太郎 街道をゆく 公式ページ※「GoogleMapで見る」のルート表示の線は訪問地のポイントを結んだもので、実際の旅行ルートとは異なる場合があります 旅のルート【旅の時期】 1985年10月~11月、12月 司馬遼太郎は友人の玄文叔、文順礼夫妻との出会いに導かれるように、彼らの故郷、済州島へと旅立つ。旅には朝鮮思想史研究家の姜在彦氏も同行した。済州市では聖地、三姓穴を訪問し、姜氏の儒礼式墓参にも立ち会う。島を西回りに南下した一行は、元の支配に最後まで抵抗した三別抄軍の終焉の地や翰林公園に立ち寄る。島南部の西帰浦市では康昌鶴氏ら地元の父老と呼ばれる人たちに出会う。漢拏山麓を車で横断した司馬さんは、13世紀、草原を求めて南下してきたモンゴル人と蒙古馬のことを考える。古い港の朝天では、「士禍」の絶えなかった李朝時代に島に流されてきた官僚らを思う。帰国して1カ月後、司馬さんは再び済州島を訪れ、念願のシャーマンや海女らと会って旅を締めくくる。
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