「刑務所の食事は受刑者が作ってるんだよ」
(刑務官)
「あのぉ……、誰が調理を教えるのですか」
(著者)
「そりゃあ、栄養士さんだよ(笑)」
(刑務官)
いやいや聞いてないし、笑いごとじゃなくない?
だが、ここでジタバタしてもしょうがない。
今の学校栄養士の仕事は来月までだし、離婚したし、住宅ローンもあるし、
2人の娘を育てないといけないし、ここがダメなら無職だし……。
このチャンスを逃すわけにはいかない。
-
塀の中の問題が「炊場」を通してうまく調理されています。少々甘口です。
中島 学(福山大学教授・元札幌矯正管区長)
-
炊場での経験が、受刑者の更生を図り、社会復帰を支える、生きた人間教育、 実践的な生活指導となっているのです。
名執雅子(元法務省矯正局長)