司馬遼太郎 街道をゆく 公式ページ

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阿波紀行阿波紀行

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【旅の時期】 1988年2月

大阪の小さな港・深日からフェリーに乗り込み、淡路島の洲本港に到着。車で淡路・阿波をつなぐ大鳴門橋を渡る途中、念願の鳴門のうず潮を眺めた。土佐泊へ行き紀貫之に思いをはせつつ、浦々を巡って堂浦へ。司馬さんは江戸時代に一本釣り漁法とテグスを広めた堂浦の漁師の功績を高く評価する。その後大麻比古神社へ行き、ドイツ橋を見る。吉野川流域へ出ると勝瑞城跡、田中家住宅とたどり、なじみの料亭で阿波おどりも経験する。四国八十八カ所1番札所の霊山寺でお遍路さんや高群逸枝について考え、吉野川北岸を西へと進み、市場町ほかを通り過ぎて江戸期に栄えた脇町へ。その後、池田を経て、平家の落人伝説の残る「秘境」祖谷へと足を進める。

潮明寺
土佐泊にある真言宗の寺。紀貫之の歌碑が境内にある。
徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦高砂22
堂浦
鳴門市内の漁師町で、一本釣りのふるさと。
徳島県鳴門市瀬戸町堂浦
大麻比古神社
阿波国一宮。この境内の奥に入ると「ドイツ橋」がある。
徳島県鳴門市大麻町板東広塚13
ドイツ館
第1次大戦時、この地に収容されていたドイツ人俘虜と地元民との友好を記念して建てられた資料館。
徳島県鳴門市大麻町檜東山田55-2
霊山寺
四国八十八カ所1番札所。
徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
勝瑞城跡
南北朝時代から戦国時代にかけて阿波の中心地だった場所で、三好氏の最後の砦。
徳島県藍住町勝瑞
田中家住宅
江戸時代の藍商の館。土蔵、寝床など11棟が国指定重要文化財。
徳島県石井町藍畑高畑705
脇町
古くからこの地方の政治・経済の中心地として栄えた町。
徳島県美馬市脇町
池田
「四国のへそ」といわれる位置にある町で、古くから交通の要衝として重視されてきた地。
徳島県三好市池田町
祖谷のかづら橋(かずら橋)
祖谷川にかかる吊り橋で、シラクチカズラを使ってつくられている。日本三大奇橋の一つ。
徳島県三好市西祖谷山村善徳

司馬遼太郎 街道をゆく | 第32巻 阿波紀行・紀ノ川流域

司馬遼太郎 街道をゆく 32

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【旅の時期】 1988年6月1日~4日

司馬遼太郎はふくらみのある根来塗の器を思い浮かべながら、かつて栄華を誇った根来寺を訪ねた。密厳浄土をとなえた覚鍐が空海の教義を新展開させたことを考え、鉄砲集団として武威を誇った根来衆に思いをはせる。和歌山市内で旧知の住職の営む"聖天さん"に立ち寄ったあと、司馬さん一行は住職や旧友である作家・神坂次郎らとともに宴を囲む。和歌山城では、古式を伝える石垣や雑賀衆の兜に強い印象を受け、市の中心部に近い日前国懸神宮の森では、樟の若葉の息吹にただならぬ神威を感じるのだった。

和歌山城
和歌山県和歌山市一番丁
聖天宮法輪寺
境内には「ぼけよけ地蔵」から恵比須神社、弘法大師像まで、様々な神仏が祀られる。
和歌山県和歌山市吉田495
日前国懸神宮
紀伊国一の宮として古くから尊崇を集めた。
和歌山県和歌山市秋月365
根来寺
新義真言宗総本山。宗祖覚鎫が開いた名刹。国宝の大塔(多宝塔)はじめ、大師堂(重文)、庭園(国指定名勝)などが往時の盛華をしのばせる。
和歌山県岩出市根来2286

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この巻の目次この巻の目次

  • 【阿波紀行】淡路を経て/浪風ぞなき/地に遺すもの/地獄の釜/水陸両用の屋根/阿波おどり/お遍路さん/三好長慶の風韻/脇町のよさ/池田への行路/『孫子』の地/祖谷のかづら橋
  • 【紀ノ川流域】根来/この僧/鉄砲の「杉之坊」/秀吉軍の弾痕/中世像の光源/雑賀の宴/鶴の渓/森の神々

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