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第34回國華賞贈呈式
國華賞は、日本および東洋の美術についての優れた研究に贈られます。その第34回(2022年度)國華賞は、小林宏光氏(上智大学名誉教授)を委員長とする12人の國華賞選考委員による選考の結果、以下の受賞者に決定し、10月27日、東京・築地の朝日新聞本社レセプションルームで贈呈式が行われました。
贈呈式では、中村史郎朝日新聞社社長の挨拶に続いて、受賞者に佐野みどり國華主幹から賞状・副賞・記念品が手渡され、選考委員長の選考報告、受賞者挨拶、祝賀スピーチがありました。今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、贈呈式は感染防止に留意しつつ関係者のみで開催されました。
選考経過と選評は「國華」1526号(2022年12月20日発売、発行所・國華社、発売所・朝日新聞出版)に掲載されます。
第34回受賞者。左から植松有希氏、佐藤有希子氏、横尾拓真氏。 撮影:高野楓菜(朝日新聞出版写真映像部)
[國華奨励賞]
佐藤有希子氏
『毘沙門天像の成立と展開』
(令和4年2月、中央公論美術出版)
[國華展覧会図録賞]
横尾拓真氏
「大雅と蕪村 文人画の大成者」展図録
(令和3年12月~4年1月、名古屋市博物館)
[國華展覧会図録賞]
植松有希氏
「建部凌岱展 その生涯、酔たるか醒たるか」展図録
(令和4年3~4月、板橋区立美術館)
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