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第37回國華賞贈呈式
日本および東洋の美術についての優れた研究に贈られる第37回(2025年度)國華賞は、小林宏光氏(上智大学名誉教授)を委員長とする12人の國華賞選考委員による選考の結果、以下の受賞者に決定し、10月23日、東京・築地の朝日新聞東京本社レセプションルームで贈呈式が行われました。
贈呈式では、中村史郎朝日新聞社会長の挨拶に続いて、受賞者に佐野みどり國華主幹から賞状・副賞・記念品が手渡され、受賞者挨拶、選考委員長の選考経過報告、祝賀スピーチがありました。
選考経過と選評は「國華」1562号(2025年12月19日発売、発行所・國華社、発売所・朝日新聞出版)に掲載されます。

第37回受賞者。左から中山創太氏、井上一稔氏、永田智世氏。 撮影:佐藤創紀(朝日新聞出版写真映像部)
[國華賞]
井上一稔氏
『奈良・平安彫刻の文化史的研究』
(令和7年2月、法蔵館)
[國華奨励賞]
永田智世氏
「江戸後期における蒔絵表現の諸相──飯塚桃葉作『百草蒔絵薬箪笥』を中心に──」
(令和6年8月、「國華」1546号)
[國華展覧会図録賞]
中山創太氏
「蒐集家・池長孟の南蛮美術──言葉から紡ぐ創作(コレクション)」展図録
(令和7年4月~6月、神戸市立博物館)
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