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第22回國華清話会特別鑑賞会 於・妙心寺山内隣華院

鑑賞風景

隣華院客殿の
襖絵を鑑賞

 平成二十七年十一月十六日、第二十二回國華清話会特別鑑賞会が京都の妙心寺塔頭・隣華院で開かれた。
 午前十一時半より妙心寺に隣接する花園会館に会員約八〇名が参集し、はじめに小林忠國華主幹より開催の挨拶と隣華院への御礼が述べられた。
 ひきつづき総会を開き、山口万里子國華社事務局長より清話会第十三期(平成二十六年十月~平成二十七年九月)の事業報告、収支決算報告、第十四期予算案、事業計画などが提示されて、承認を得た。
 午前十一時四十五分より、隣華院住職の脇坂玄淳師による講話があり、隣華院の概要と歴史、長谷川等伯、狩野永岳筆による客殿の襖絵のことなどが語られた。
 昼食ののち、花園会館から隣華院へ移り、客殿とそこを飾る鮮やかな襖絵、客殿に臨む庭園を鑑賞した。そして曾我直庵筆「双鶏養雛図」が床に掛けられた隣華院内の呈茶席でお茶をいただいた。


観覧作品

長谷川等伯筆

 山水図

狩野永岳筆

 四季花鳥図

狩野永岳筆

 西園雅集図

 竹虎図

 龍図

曾我直庵筆

 双鶏養雛図