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第25回國華清話会特別鑑賞会 於 浦添市美術館
特別観覧作品の鑑賞 |
平成三十年五月二十四日、第二十五回國華清話会特別鑑賞会が沖縄県の浦添市美術館で開かれた。
浦添市美術館館長の宮里正子氏の講演「漆文化からみえる琉球のすがた」では、浦添市美術館の概要と、特に琉球漆器について、歴史的な背景や展開を踏まえつつ、技法、文様、形、用途などが紹介された。
國華編輯委員・永青文庫館長の小松大秀氏の講演「九州国立博物館『うるまちゅらしま琉球』展をふりかえって」では、学芸部長だった二〇〇六年に開催された展覧会の展示作品から、琉球王尚家伝来の衣装、冠、漆器、紅型、絵画について、また首里城や円覚寺の概要など、琉球文化の全般が紹介された。
その後、講演会場に展示された特別観覧作品を鑑賞し、開催中の展覧会「漆のしるし―時の記憶―」を見学した。閉会後、自由参加で、首里城公園を散策した。
鑑賞作品
葛飾北斎「琉球八景」全八図および校合摺 十九世紀
琉球交易港図屏風 十九世紀
朱漆牡丹尾長鳥螺鈿卓 十六~十七世紀
黒漆孔雀牡丹唐草沈金食籠 十六~十七世紀
黒漆雲龍螺鈿大盆 十八~十九世紀
朱漆竹虎連珠沈金螺鈿座屏 十七~十八世紀
黒漆樹下人物葡萄螺鈿沈金八角食籠 十八~十九世紀
(國華清話会事務局)
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