千葉市美術館副館長・田辺昌子氏による講演

　令和元年（二〇一九）五月十三日、第二十六回國華清話会特別鑑賞会が千葉市美術館で開かれた。
　千葉市美術館十一階の講堂に会員約七十名が集まり、午前十一時三十分より講演会が行われた。はじめに小林忠國華主幹より開催にご協力いただいたことへの謝辞が述べられ、ひきつづき千葉市美術館副館長の田辺昌子氏の講演「オーバリン大学アレン・メモリアル美術館所蔵　メアリー・エインズワース浮世絵コレクション―初期浮世絵から北斎・広重まで」を聴講した。
　つづいて静嘉堂文庫美術館館長・河野元昭氏の司会で、千葉市美術館館長・河合正朝氏と岡田美術館館長・小林忠氏との鼎談となり、和やかな雰囲気のなかで貴重なエピソードが披露された。
　館内和室にて特別観覧作品を鑑賞し、開催中の「メアリー・エインズワース浮世絵コレクション」展と、『マネジメント』で著名な経営学者・ドラッカー蒐集の「ピーター・ドラッカーコレクション・水墨画名品展」を見学、十一階にあるレストラン・かぼちゃわいんが喫茶会場となった。