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第32回國華清話会特別鑑賞会 於 繭山龍泉堂・根津美術館

繭山龍泉堂入口

繭山龍泉堂入口


根津美術館での國華編輯委員板倉聖哲氏の講演の様子

根津美術館での國華編輯委員板倉聖哲氏の講演の様子

 令和五年(二〇二三)十一月九日、第三十二回國華清話会特別鑑賞会が東京都中央区の繭山龍泉堂、港区の根津美術館で開催された。
 午前九時半、繭山龍泉堂に会員約六十名が集まり、午前十時からの東京美術商協同組合理事長・株式会社繭山龍泉堂代表取締役・川島公之氏による解説を拝聴後、開催中の「青瓷昇華 唐宋と高麗の青瓷展」にて、「青磁刻花蓮弁文洗」ほか青磁の優品を鑑賞した。
 午後二時半、根津美術館に会員約九十名が集合、同館で開催中の「特別展 北宋書画精華」を鑑賞した。東京国立博物館の「五馬図巻」およびメトロポリタン美術館の「孝経図巻」の二つの李公麟作品が一堂に会した特別出品を堪能した。
 午後三時半より総会、四時より、根津美術館館長・根津公一氏による挨拶を賜ったあと、同館副館長・松原茂氏の「舶載唐紙について」、國華編輯委員・板倉聖哲氏の「北宋絵画の見方」と題する講演があり、講演後、特別に会員に向けて熟覧の機会が与えられた。

(國華清話会事務局)