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國華清話会 第12回特別見学会 於・大塚国際美術館
大塚国際美術館にて、 高階秀爾氏の講演
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平成二十六年十一月二十一日、第十二回國華清話会特別見学会が徳島県鳴門市にある大塚国際美術館で開催された。午前十一時半より本館二階会議室に会員約三十五名が参集し、はじめに小林忠國華主幹、次いで大塚国際美術館常務理事の田中秋筰氏から挨拶があった。田中氏は大塚製薬の歴史と大塚国際美術館が開館するまでの概要、システィーナ礼拝堂の天井画を再現させたシスティーナ・ホールのことなどを、画像を交えてわかりやすく解説された。
昼食ののち、高階秀爾氏による講演「美術と複製」を聴講した。複製には同じ作家がもうひとつ作成する場合や、弟子に任せる場合、後から別の人がつくる場合など、さまざまなかたちがあること、またマネやセザンヌ等の模写作品を例に、複製の諸相を講義された。
その後総会が開かれ、山口万里子國華社事務局長より清話会第十二期(平成二十五年十月~平成二十六年九月)事業報告、収支決算報告、第十三期予算案、事業計画などが提示されて、承認を得た。
原寸大の陶板の名画が飾られた広大な館内を、ガイドの方の案内で見学し、システィーナ礼拝堂やスクロヴェーニ礼拝堂を模したホールや、ダヴィンチ、フェルメール、ゴッホをはじめとする千余点に及ぶ陶板作品を鑑賞した。
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