醍醐寺境内を見学

　平成二十九年四月二十五日、第十五回國華清話会特別見学会が京都市伏見区にある總本山醍醐寺で開かれた。
　醍醐の牡丹桜に迎えられ、醍醐寺霊宝館平成館で、小林忠國華主幹の挨拶。続いて總本山醍醐寺執行の仲田順英師の講話となり、醍醐寺の歴史や沿革、上醍醐を含む広大な境内のこと、仏縁についてなど語られた。その後、國華編輯委員で東京藝術大学客員教授の有賀祥隆氏が調査で長年関わってきた醍醐寺の寺宝について、仏像、仏画、そのほかの絵画など詳細に解説された。
　別室での特別観覧や三宝院表書院（秋草の間、勅使の間）、庭園、純浄観、弥勒堂、奥宸殿を拝観した。その後、醍醐寺金堂、五重塔へ向かい、五重塔では法要の読経のなか四方の扉から内部を拝観した。