ここから本文エリア

國華清話会 第16回特別見学会 於 法隆寺

鑑賞風景

大野玄妙師の講話

 平成三十年十一月九日、第十六回國華清話会特別見学会が奈良県生駒郡斑鳩町にある法隆寺で開かれた。
 午前十一時より、法隆寺聖徳会館に会員約百名が集まり、はじめに小林忠國華主幹より法隆寺のさまざまなご配慮に対する謝意が述べられた。
 ひきつづき総会が行われ、山口万里子事務局長より清話会第十六期(平成二十九年十月~平成三十年九月)の事業報告、収支決算報告、第十七期予算案、事業計画などが提示され、会員の承認を得た。
 つづいて行われた法隆寺管長の大野玄妙師の講話では、法隆寺の創建の由来、歴史と信仰について語られ、國華編輯委員で東京藝術大学客員教授の有賀祥隆氏の講演では、法隆寺の金堂、五重塔、講堂、大宝蔵殿、東院伽藍などの宝物について画像を示しながら紹介された。
 その後、収蔵庫、大宝蔵殿で開催中の「法隆寺秘宝展」、境内の伽藍と宝物を見学した。

(國華清話会事務局)